~国内関東編~

Friday, July 31, 2015

食べていいもの、わるいもの。

昨夜のお泊りは、本日ご用先に一番近いホテル。
……遅刻したらイカんからさ

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以前、朝食の印象が良かったので、朝食付きにしたのだが…。
果物が、オレンジとグレープフルーツ以外、パイナップルしかなかったのと、ヨーグルトがお砂糖入りだったのが、ワタシ的にちょっといただけなかった…。

みかんの国のヒトは、オレンジとかグレープフルーツとかは食べないのだ。
パイナップルは…食べたらお口の中がガサガサになってしまうのだ…
大好きだったのに…

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お昼は、手っ取り早く近くの担担麺屋さんへ。
初めてのお店だったのだが、そこそこ人も入っていたし、800円だし、大丈夫かな、と・・・。

あれ、だ。
担担麺ってピリッと辛いから、ナニでお口がイタいんだかよく分らないのだ。
なので、まぁ、こんなもんね…とおもっていたら…。

食後、猛烈に胃がやけてきた
やっぱり、毒が仕込んであったか・・・

「さっき38℃でした
でも、温度計は高いところにあるので、地上だともっとありますよ

そうでしょうとも…。
暑さに耐え兼ね、タクシーでホテルを移動。

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本日から2泊は、水道橋近くのホテル。
ほどほどのお値段で、そこそこのクラス感があるので、最近は結構ココが多い。

なんたって、アレだ。

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松翁まで徒歩5分

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合いもり天ざる2450円。

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ちょっといいお値段だが、1050円の合いもりに、+1400円で活えび1・活穴子1・小茄子1・万願寺1が付いている。

えびと穴子は水槽から引き揚げられて、ごま油経由で食卓へ直行便。
コスパは、決して悪くない。

ヘンな天ぷら屋さんへ行くよりも、お蕎麦屋さんのほうがよっぽど満足度高いのが、お江戸の天ぷら事情。

え?
ワタシの胃ですか?

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ちゃんと、飲んどきましたがな

これが350円。
お昼の800円に350円足したら1150円。

・・・昨日の森のでお蕎麦が食べられますやん・・・。
ちょっと遠くても、お昼もお蕎麦屋さんまで足を延ばしといたら、身体を痛めなくってもすんだのに…

いや、行ってたらトマト蕎麦だか鮎ひたし蕎麦だかにしたと思うから、絶対に1150円では収まらないとは思うんですけど…。

それにしても、最近はますます外で迂闊にものが食べられなくなって来た。
ワタシには、世界で一番美味しいラーメン探しの使命があるというのに…

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Thursday, July 30, 2015

東京のお気に入りお蕎麦屋さんとフレンチ屋さん

お風呂に入ってるよりもなお暑い気がする東京へやって来ました!

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東京駅のドーム。
山手線を降りて、出口方面へ降りていく階段をうっかり間違えると、この情緒あふれる空間に出ます。
外へ出たら、有名な赤レンガの東京駅です。

…地下鉄への乗り換えが、とっても面倒くさいです。。。

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目的地到着

本郷三丁目駅で降りたら、必ず行かねばならぬお蕎麦屋さん。

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揚げ茄子の冷浸し1600円也。

正直言って、ナスやのにナンでこんなに高いんやろ…とも思いますが、美味しいので1600円でもつい、食べてしまいます。

ホントは岩牡蠣そばを狙っていったんですが、この日は入荷がなくってザンネン…。

夜は、今東京で一番好きなお店へ。

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「銀座という土地柄ですから、やっぱり“なんでもいいから!”というお客様もいらっしゃいます。」

そうなのだ。
一緒に食事に行くと、「面倒くさいし、これ(いっちゃん高いコース)でええやん!」とかいう人、いるのだ。

でも、そんなの、楽しくないよね。
と、思います。

メニューを眺めて、食べたいものを選ぶ過程で、そこにお店のヒトとのコミュニケーションがあったりして、それがとっても楽しいのに…。

最近は、採算重視…というか、経営が透けて見えるような、やりたい放題わがままを聞いてくれるような太っ腹なお店がめっきり少なく…というか、もはや絶滅危惧種と化しつつあるなかで、希望を言うと、嬉しそうにいろんな提案をしてくれるこのお店が、大好き

ワインもあんまし飲めないというと、臨機応変に対応してくれるし。

デセールも、迷ったら相談しちゃうのだ

「このスフレとサヴァランで迷ってるんですけど…。」

どうやらおススメしたいのは、フランボワーズたっぷりのサヴァランだったらしく、説明にも熱がこもっている。
そんな時にはお店のヒトのいうコトをきくもんだ。

そして、トーキョーの夜は更けていき・・・。

本日は、大変満足なお食事でございました

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Thursday, March 19, 2015

銀座でごはん。

またまた島を抜け出して、おマチに来ています。

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銀座で二番目に古いフレンチ屋さんで、お一人さまディナーです。

芸術的なブラックアスパラガスにも気分が上がりましたが、蝦夷鹿のソースに感動でした。
ブラックペッパーのキリッとした重厚なソースは、味に濁りがありません。
添えられた栗のパウダーと、カラメリゼした花梨風味のリンゴ、コリアンダー風味の人参のピュレが、ほのかな甘味を添えます。

蝦夷鹿部門暫定ジンセーサイコー!決定です。

こういう料理に出会える喜びがあるから、世界ご飯屋さんめぐりはいと楽し。

サーヴィスの皆さんも、言わんとするところをちゃんと汲んでくださって、居心地よく過ごせました。

シェフのオリヴィエさん、良いヒトだぁ〜。

久しぶりに、良いレストランでした。

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Saturday, February 21, 2015

ちからおろしうどん540 円

ちからおろしうどん540<br />
 円
お茶の水辺へ行くので、お昼は松翁だ!と意気込んで行ったら、お店前の行列にあえなく撤退。

辺りをさ迷って結局うどんでした。

ちゃんと手打ちです。
お餅も揚げたてです。

ここいらだと○亀製麺ばっかなので、食券を買うのに慣れてなくてかなりドキドキしてしまいましたが、なかなか良かったデス。

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Thursday, July 17, 2014

ガストロノミーの牙城、果たしてその実態は…?

オベルネの公爵さまのフォークで見せてもらったLES GRANDES TABLES DU MONDE 2014。
日本のレストランで紹介されていたのは、確か…ひらまつとミクニとロブション。。。

と、いうことで、三ツ星だろうがおひとりさまだろうが、思い立ったが吉日と予約を入れる。

ロブションの素晴らしいところは、三ツ星でも嫌がらずに一人客を受け入れてくれるところ。
美味しいモノを食べたいという欲求に、このレストランは大きく門戸を開いている。

しかも、香港の某三ツ星レストランのように、ドタキャンしたら1人H$450のキャンセルチャージなんて、そんな世知辛いことも言わない。

ナンてステキなレストラン…。

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と、いうことで、ワクワクしながらテーブルに着く。

本当は、夜にカルト狙いで行きたかったのだが、急だったのでお昼しか席が空いておらず、ならばお昼のお得なムニュにしようかしら…、それともやっぱりカルトかしら…と悩みつつ…。

そんな時は、おそらくは日本で一番有名なメートル・ドテル氏にご相談してみよう!

と、思ったのだが…。

何故カルトとムニュで悩むかというところで、あまり意思の疎通が図れなかったように思う…。

ムニュと言ってもプリフィクスなので、ある程度選択の幅はあるのだが、一皿一皿の完成度という点では、やはりカルトの方が…などという了見で、お得なランチタイムに予約を入れたりするヒトは、そう多くはないらしい…。

コスパ重視なら断然ムニュなのだが、そこはかとなく物足りなさもあって、結局一番品数の少ないムニュにカルトで一品プラスという、少々セコいテに打って出たワタシ…

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前菜には、ロブションのスぺシャリテ、ウニの入った甲殻類のジュレとカリフラワーのポタージュを+1000円でチョイス。

余りの量の少なさに、ちょっとクラクラしてしまった…
これだから、ムニュは侮れない…。

というか、ムニュのお値段がお値段なので、仕方がないことではあるのだが…。

やっぱり、滅多に来ないんだからスぺシャリテをガッツリという気分の時には、ムニュではなくカルトにしておくべきなのだわ…。

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パンはイロイロな種類が用意されていて、お好きなモノをお好きなだけ…というスタイル。
スペイン産3種類の品種をブレンドしたオリーブオイルにバルサミコを一滴とバターが用意される。

ナンと、このバター、ボルディエ氏のバターだと言うではないか

ナニをそう驚いてるって、フランスでボルディエ氏のバターを食べて美味しいと思ったことなどついぞなかったワタシ…。

それが、このバターはしっかりとミルクの香りがして、エシレよりは若干重い目ではあるが、カルピス発酵バターや高千穂バターにはついぞ感じられないふんわり感もあり、美味しいのだ…

バターを生かすも殺すも、パンとの相性なのだと改めて感じ入った次第。

もっとも、件のバターがボルディエ氏のバターであることは、件のメートル氏に尋ねてはじめて分かったことであるのだが…。
こういうことは、質問しないと説明がないのは…みんな知ってることだから?

そして、バターとパンとの相性の話は、何時の間にかワインと料理の相性の話にすり替わってしまっていた

なんにしろ、相性は大切と、そういうことなのね。

このレストラン、料理の説明は丁寧にしてくれるが、バターにしろ他の食材にしろ、その産地にまであれこれ言うことはしない。
お鯛さんだけは、長崎産である旨言及があったが、その他については特に説明を準備していないモヨウ。

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この、フォアグラとグリオットという鉄板の組み合わせに抗えず、カルトで注文してしまった一皿についても、フォアグラの産地はどこですか?と尋ねてみたら、西南の方としか言えない、というお答えだった。

つまり、あれなのだろう。

そんなことをあれこれうるさく聞くようなヘンなヒトは、このお店にはあまりいらっしゃらないのだろう…と。

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コーヒーに付いている小菓子は、ピスターシュのソースがかかったババロア様のもの。

手のかかるイロイロな小菓子を作るよりも、流し込んで固めて終りで、あとはお皿を洗う手間だけで済むから、経済効率いいよね…。
なんて、思わずそんなことを考えてしまったのだが…。

これって、価格設定を押さえたランチタイムだから?

やっぱり、ランチではその店の実力はイマイチよく分からないワ…という不完全燃焼気味に、今回のロブションは終わってしまった。

アルザスで好き放題やって超絶楽しかったその直ぐ後だったから、かなり辛口評になってしまっている気もしないでもないが…。

そんでもって、ワインリストがデータ化されているのには、ちょっとまだなじめない気が…

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Wednesday, June 25, 2014

食べ物選びの重要性を改めて知った1060円

昨日の昼食後、そこはかとなく胃もたれ…。

やっぱり、あの、カタカタになったパサパサでスジスジなハヤシソースの中の肉がそのまま残っているカンジ…。

良質なものを食べた時って、どんなにこってりしててもどんなに大量に食べても、翌日はすっきりさわやかにお腹が空くものだが…。

身体は正直なのだわ…。

と、いうことで、今日のお昼は軽い目にお蕎麦。

って、予定通り2回目のお気に入り蕎麦屋さん。

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この、岩牡蠣を使った牡蠣そばというのが、昨日からとっても気になっていたのだ。

おっきいプリッとした岩牡蠣には、あらかじめほんのり熱が加えられているのだが、ほんのりなもんで、まず一口牡蠣をほおばると、お口の中にとろ~り広がるレアレア加減。

温かいお出汁の中にしばらく泳がせていると、これがもう少し固まって旨みが前面に出てくるカンジ。

ゆずの香りが心憎い、これも大満足な贅沢蕎麦。

明日は鮎の焼き浸し蕎麦にしてみよっかな~

そして、夜はパン屋さんでパンを買ってホテルでつつましく…。

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なんて、そうそううまいこと行くはずもなく…

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おほほほほ、胃が痛いとか言いつつ、つい、食べ過ぎざます

だって、美味しそうだったんだもん…

いや、昨日の後遺症であまりに胃が気持ち悪かったもんで、胃薬買って飲んだのだが、好奇心には勝てずというか、つい…というか…

その胃薬の値段が1060円だったと、そういうワケなのだが、ちゃんとしたものを食べていたら…というか、せめてニンジンを除けるみたいにそのお肉をぜ~んぶ除けてさえいたら、この1060円は使わなくって済んだのに…と思うと、なんとも複雑な…というか、後悔の念に駆られる今日この頃…。

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Tuesday, June 24, 2014

ぶらぶらお散歩のちご飯~本郷三丁目界隈~

本郷辺りでお散歩にうってつけスポットといえば

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ステキな藤棚があったり・・・。

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ロマネスク様式っぽい建築物があったり…。

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あったり…。

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ジツは、こんなお店もあったり…。

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そんななかに、松本楼の出店なんかもあったり…。

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と、いうことで、お昼はココでオムライスでしょう、やっぱり

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懐かしい昭和モダンの香り漂うオムライス…。

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卵もトロフワで…えっと…。。。

ハヤシソースに入っているお肉がですね…。
胃の中に入ってもなかなか消化しないくらいに繊維質というかカタカタというか、どうやったらこんなになるかなぁ・・・くらいなカンジだったのだが、それをよけてしまえば、松本楼というブランドでOK

…なのか。。。

続きのお散歩は、日が落ちてから。

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本三辺のケーキ屋さん。
和栗のモンブランを買ってみたのだが、一口食べて、そういえばココのケーキはムカシ一回だけ買って、それから一度も買ってなかったコトを思い出した。

そうだったよなぁ~。

懐かしさとホロ苦さが交錯する瞬間…。

さて。

この辺りを徘徊する時、必ず一度ならず二度三度と行ってしまうお蕎麦屋さん。

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お蕎麦も美味しいのだが、ココの創作変わり蕎麦が秀逸なのだ。

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今日は揚げ茄子蕎麦。

きりりと冷やした蕎麦に冷たい白だしをはって、温かい揚げて皮を剥いたお茄子と鴨団子。
付け合せの薬味の取り合わせに、タダモノでないセンスを感じる。

1600円と結構なお値段なのだが、きっちりと仕事をしているうえに、心憎いばかりの食材の取り合わせで、たかが蕎麦、されど蕎麦。

ここ、明日も行っちゃうかも…

さてさて。

前回の上映事故(というのちら?)のおかげでGetしたテアトル新宿のご招待券。

Photo

今回大森南朋の『捨てがたき人々』でも見てこよっかなぁ~と思っていたのだが

来週から2週間、アンコール上映が決定したということで、予定表を見たら、最終日に滑り込み見れまんがな

Poster

やっぱ、こっちぢゃろ

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Monday, June 23, 2014

夕暮れ時のお散歩ぶらり~本郷~春日辺~

その昔、よく通過していた本郷界隈。
今日はそんな懐かしい街に、久しぶりにやって来た。

すっかり定宿になった某ホテルに荷物を置いて、目指すは春日駅近くのものごっつい美味しいらしいパン屋さん

…ついこの間から、毎月曜日も定休日になったらしい…。

お店のドアに張られた張り紙に、がっくり…。

仕方なく、この辺りで美味しいと評判のラーメン屋さんを目指すも…やっぱりお休み

なので、もう、破れかぶれでとりあえずラーメン屋さんに入ってみた。

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塩ラーメンがスペシャリテらしかったが、さすがに初めてのラーメン屋さんで塩ラーメンを注文する勇気は…

塩ラーメンって、化学調味料を使ってあった場合、一番ダメージが大きいのよね…。

ということで、特製辛味噌ラーメンを注文。

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調理する手元が丸見えのカウンター席に陣取って、じっくりと調理現場を観察するも…粉様のものを入れた気配はナシ。

味噌がけっこう辛い目で、スープを楽しもうには健康が気になり過ぎたりしっちゃったりするものの、ひっじょ~に食べやすいラーメン。
これなら、塩ラーメンでも大丈夫に違いない

も一回、来てみなくっちゃ…。

チャーシューはイマイチぢゃったが、パン屋さんに行くついでがあるからね。

そのパン屋さんのお隣辺の手作りアップルケーキ屋さん。

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なんでも、テレビの情報番組でも何度か取り上げられた有名店であるらしい…。

至ってシンプル、甘さかなり控えめな大きくカットしたリンゴの詰まったアップルパイは、まさしくお母さんが手作りした感満載ぢゃった…。

帰り道、啄木ゆかりの歌碑発見

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そういえば、もう700年くらい昔のような気がするけど、啄木の歌に胸をキュンキュンさせてた頃があったわぁ~

甘酸っぱいリンゴのような、中二病的感傷に包まれて本日のお散歩終了。

さっき食べたラーメンのカロリーが消費できません…

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Saturday, February 22, 2014

ウワサの真相に迫る!~旧加賀藩邸御守殿門~

『武士の家計簿』

テレビで放送されたのを録画して、ちょろんと見てから何故かなかなか先へ進めない映画。

その冒頭部分に、主人公の父役中村雅俊が、藩財政が逼迫しているのに、将軍家から御正室様を押し付けられたりしたもんで、その御正室様がお入りになる藩邸の門を赤門にしないといけないことになったのだが、、そのためのお金が無いということで知恵を絞り、表だけ赤く塗って裏はそのままにしといた、という話を自慢げにするくだりがあった。

…そうだったっけ?

ナンだかムカシ、そんな話を聞いた気がしないでもないケド…。
記憶にございません。

と、いうことで、近くに行ったついでにシゲシゲと観察してみた。

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これが、その旧加賀藩邸の御守殿門。
裏に回ると…。

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門そのものは裏も赤いが、明らかに表よりも赤いところが少ないのね。

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当時、赤く塗られていたのはいったい何処までだったのか、ホントウのことを知るためにはもう少し検証が必要ではあるのだが、取り敢えず今現在の状況として、裏側の赤塗り面積は、表側よりも小さいと、そういうことなのだった。

いやぁ~、ヒトつおりこうになったキブン

そして、その御守殿門の近くのインドカレー屋さんで、ランチ。

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夜はトモダチと中華の予定だったので、チャイ付ベジランチセット850円にしたのだが…。

このインド人のお店、こんなにイケてなかったっけ…

記憶とは、アテにならないものだったのね、と、なすすべもなくちぢこまる…。

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Tuesday, December 31, 2013

飽食日記 in TOKYOその④~○年目のリベンジ!シャトーレストラン~

ヱビスビールのテーマソングが流れるコンクリートジャングルの谷間に、なんとも異物めいた光彩を放つシャトーレストラン。

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もう何度もつぶやいたというかグチったかもしれないが、以前ワタシは、ココで入店拒否されたことがあって、さ。

いや、ヱビスで待ち合わせてお食事しましょうということになったワケで、急だったから予約して行ったわけぢゃなかったんだけど、ワタシが、というか、その時同行していたソイツが、ワタシでも目を見張るような格好をして来やがって、だ。

「お食事いただきたいんですけどぉ~。」
「何名様ですか?」
「2人です。」
「…。
生憎とただ今満席でございまして…。」

1000年ほど前のコトだけど、その時の風景・空気の色に至るまで、まるで昨日のことのように鮮明に覚えているのだ、ワタシ…。

その時は、結局ウェスティンの中華へ行ったのだが、アレだ。

ソイツは東京在住なのだが、この間「六本木のオーベルジュ・ド・○ルって行ったことある?」と聞いてみたら、「行くわけないぢゃない、ヒラ○ツの経営だから、どうせ大したことないんぢゃない?っていうのが、ボクらの意見よ。」とのたまいやがった可愛げのないヤツなのだ。

その後、「イローゼンの○ルは素晴らしかったケド。あそこはさすが三ツ星ってカンジだったワ」とか付け加えるあたりがもっとイケスカないワケだが、アレだ。

本人は入店拒否のことなんかすっかり忘れているらしいが、それでも「あそこは経営がフォー○ーズだから、行かなくてもいいワ。」とか、これまた可愛げのないことを…。

しかし、アレだ。

ロブションファンとして、せっかくロブションの名前を冠したレストランが近場…この場合、パスポートを持たずに行けるくらいの意味だが、とにかくあるのだから、ムカシのことはムカシのこととして、ちょろんと行ってみようと、斯様に思った次第なのだ。

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とはいえガストロノミーへの道は遠く…。
この階段の上にあるレストランは、ひと月前では席が取れなかったのだった…。

これに対して1階の方は比較的取りやすいモヨウ。

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内装は王侯貴族のテーブルではなく、ベル・エポックのかおり。。。

メニューもなかなかに庶民的な印象。
メンタマの飛び出るような値段が付く食材は見当たらず、平均的な日本人の嗜好から反れないありきたりの食材だけがミニマムに並べられている。

プリフェクスのコース、おススメのコース、カルトから選べるが、カルトはコースのなかの料理と同じなので、ココも非常に効率重視のメニュー構成だといえよう。

…ちょっと、つまんない。。。

そういうものが食べたかったら、お二階をご予約ください、と、まぁ、そういうことなのだろう。

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しかし、甲殻類のジュレの上にウイキョウのピュレを載せたこのロブションらしいこの前菜に、うなる。
やっぱり、ロブションの料理って美味しさの最大公約数であると実感。
これを不味いというヒトは、そうそうはいないだろう。

こういうスープがとれるのは、お二階のレストランがあるからね…なんてことも思ったりして。。。

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このリッチなパテも非常によろしい。

海老を使った料理は、そこは冷凍エビの限界と言うか、経営の問題上止むを得ないというか、それが気に入らなければお二階の席をご予約くださいと、そういうことなのだろう。

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肉料理は、かの有名なロブションのジャガイモのピュレは是非とも食べてみたかったのだが、それが付いてる国産牛は食べなくても良かったので、豚と差し替えてもらう。

こういうわがままに対応してもらえる…といういか、何の問題もなくそういうわがままを伝えられるという意味で、コトバに不自由しないレストランと言うのはいいわぁ。
楽しさ倍増

しかし、フランス料理を食べに行って、肉料理の選択肢が豚か牛しか無いというのは、かなりサビシイ。。。

特に今の季節はいろんなお楽しみがあってもイイのに…という気がしないでもないが、そういうのはお二階で…なのね、やっぱり。

というか、ミシュランの★★だと思うからイロイロと思うトコロがあるわけであって、パリの★★と東京の★★とはベツモノということで、お店のコンセプトにも「より身近に」とか「肩の力を抜いて」とかあるように、とにかく気軽にちょっと美味しいモノが食べたいと思った時に行くこじゃれた洋食屋、という使い方が正しいのだと思う。

それか、はじめてのフランス料理入門編としては、非常に使いやすいレストランなのではなかろうか…。

ということで、○年ぶりにやっとリベンジ出来たシャトーレストランの一階部分。

次は2階若しくは3階の個室でヒミツの女子会とか狙ってみたいところ…。

そして、帰り際にもらった当日限り有効の割引券でパンを買い女王さまのお土産にしたところ、「やっぱりパンはトーキョーに限るぞえ~!」とのたまっておられた。

バゲットに関しては、いつものウッキーのだって、値段も味も負けてないと思うんだけど、さ

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