爛漫日記/読書編

Thursday, December 06, 2012

サダハル・アオキのお菓子レッスン

NHKで、サダハル・アオキがお菓子の作り方を教えてくれるテレビ講座が始まった。

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第一回目の放送を見て、かなりなショックを受けたというか、そこから立ち直ってなんとなく、ああ、なるほどね…と思ったというか、そんなヒトって、案外多いのでは?

つまり、アレだ。

ワタシは知らなかったのだ…。
サダハル・アオキがあんなヒトだったなんて…

そして、妙に納得。

つまり、だ。
トーコちゃんと言えば、某夜中のお料理番組で今や伝説となったマチャアキのアシスタント役。

そのマチャアキのノリとアオキのノリが、一緒なのだ…

いや、名パティシェが必ずしもエキセントリックな必要はないし、ラファエッロのアンジェロのようである必要もないのだが、アレだ。

最近の日本での“大丈夫か…”的な事業展開も、このキャラならあり得るよね的なヒトだったサダハル・アオキ。

いや~、しばらく楽しめそうだワ

とはいえ、お菓子のレシピ本としては非常に充実しているこのテキスト。
パリと日本のお菓子の違いもよく分かる。
パリで敢えてサダハル・アオキのケーキは食べなかったのだが、次回は食べてみよっかな~な気分にさせられるこのテキスト。

サダハル・アオキのファンでなくても、お菓子が好きなヒトにはオススメしたい一冊です。

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Saturday, April 28, 2012

ご当地グルメガイドの落とし穴

台湾でナニ食べましょう

ということで、通販でガイドブックを買ったのだが…。

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日本人観光客向けのお店しか載ってなかったら嫌だし…と思ったのが大間違いだった…

《Best台湾100家餐廳》ったら、ここ行きたいって思うお店がいっぱい載ってるって思うでしょ?
美味しそうな中華屋さんがいっぱいって思うでしょ?

100軒のうちの50軒は西洋料理で30軒はその他のアジア料理、内19軒が日本料理関連だなんて、いったい誰が想像出来よう…

しかも、たった20軒しか載ってない中華屋さんのなかで、料理点50点のうちの最高得点は42点、しかもそれを獲得している明福台菜海鮮(6人寄れば…試してみよう一品佛跳牆!)に行った時の感想というのは、アレだ。

ここ、有名らしいけどそんなたいしたお店ぢゃなかったね。

だったのだ…。

役にたってないしぃ~

だって、ね。
台湾まで行ってフレンチとかイタリアンとかインド料理とかタイ料理とか韓国料理とか行きたい?

いえ、ジミーちんのイタリアンには行くんですが、でもあれは不可抗力というか、お泊りするトコロがイタリアンレストランしかないんだから仕方ないぢゃない…。

日本料理は、ネタならいいのかもな気もするけど、でも、短い滞在期間中にやることぢゃないよね。

ということは、やっぱり直球中華料理勝負だというのに…

ちなみに香港の支店がミシュランのお星さま付になっている小龍包屋さんは選外。
まぁ、妥当やね、と判断していいのか???なのか、ワケの分からないその他のお店のラインナップ。

しまった…

それに比べて、こちらのガイドブックは、アレだ。

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徹頭徹尾ぜんぶ韓国料理。

これって、やっぱり日本で編集されたガイドブックだから日本人のユーザー向けに編集されてるってことかしら。。。

でも、普通のガイドブックにはあんまし載ってないネィティブ御用達のお店なんかも結構あって、ワタシ的にはかなり役に立った一冊なのよね。

ご当地ガイドブックって、送料だの意味不明な価格設定だのリスクも多い上に内容もアレやコレやで、難しいわ。。。

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Wednesday, September 01, 2010

パリのネオ・ビストロ(柴田書店)

年内の北京行きが来年以降に延期になったもんで、頭の中は“2月のパリでナニ食べよう”でいっぱい。
グラン・メゾンも楽しそうだけど、一回300ユーロ越えでお食事するのと、100ユーロ前後で3回お食事するのと、どっちがいい?なキもして来る、近頃のパリのレストラン事情。

といっても、パリもトーキョーと一緒で、美味しいお店は高くても安くてもどうでもいいの!と笑顔で言い切るくらいに美味しいけど、そうでもないのにお安くないお店も少なくなければ、暴れたくなるくらいに高くて猶且つアンビリバボーに美味しくないお店もいっぱい。
なので、限られた食事回数と自身のキャパシティに鑑みて、遺憾であっても後悔はしないお店選びが肝要

ということで買ってみた、ちょっと最新ぢゃないけど有名ネオ・ビストロのお店だけでなく料理にレシピまで紹介されている一冊。

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この中で、どうしても気になるお店がカメレオンル・クリスタル・ド・セル
そして、どうしても食べてみたいのがシェ・ミッシェルのパン・ド・カンパーニュ、フォアグラ、トリュフのタルティーヌ

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このフォアグラは、チキンブイヨンの中で18~20分くらい茹でてあるそう。
岩塩が食欲をそそるわん。
料理っちゅう料理ではないけど、なんかこう、ハートを鷲づかみにされた気分。

で、この本、レシピは、アレだ。
フランス料理の基礎があるヒトだったら、“なるほどね”で再現できるだろう。
なんたって、アレだ。
奥様層ををターゲットにした別冊家庭画報とは違うやね

しかし、アレよ。
ピエール・ブルデューも言ってるさ。
フランスで作られてる料理が“フランス料理”なワケぢゃないのよ!

ということで、ご家庭でフランス料理のフォンは(分量的にも)無理!と断言して憚らないワタシとしては、「フォン・ド・ヴォライユとブイヨン・ド・ヴォライユは、どう違うのかな?」と呟きつつ、テキトーにで終わってしまいそう…。

とはいえ、美味しそうなお料理がいっぱいで、見ているだけでヨダヨダ…なキブンになって来たが、パリで行かなきゃいけないお店はこれだけぢゃない。
etcとか、ウワサのパッサージュ53とか、マコト・アオキとか、コンスタン村のレ・ココットとか、やっぱりル・サンクのピティビィエは外せんやろ!
そして、今回はコントワール・ドゥ・ラ・ガストロノミーのフォアグラのカルパッチョも食べる気マンマンなのだ。

もちろん、新規開拓しなきゃ!と目星を付けたパティスリーも2軒ほどある。

う~ん、どう考えても、また美術館とか行ってる暇は無いわね…。

そう、暇がないといえばまだ聞こえはいいが、美術館の入館料をも食べる!というのが、より真実であるかもしれない…。

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Tuesday, January 30, 2007

のだめカンタービレ♪

まだ世の中がこんなにのだめ一色でなかった頃、貸してもらう約束をした『のだめカンタービレ』。
当時ワタシは、ちょっと宿題を溜め込んでいて、それが終わってから…と言っているうちに世はのだめブームに突入してしまい、いざ!読ませてもらおうと思ったら、エンエン順番待ちでないと読めない有り様で、先週の金曜日やっと貸してもらえた『のだめカンタービレ』。

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というわけで、久しぶりに一気読みをしてしまった…。
1時半も回ってからお布団に入りがけ、ちょっと一巻に手を伸ばしたのがウンのつきだった。
一番共鳴できたキャラといえば、佐久間さんと大川先生。
どちらも音楽評論家なのだが、いい演奏を聴くと、涙を流して惚けるのだ。
そのうっとり…というよりも、完全にいっちゃってる顔で、その演奏がいかに素晴らしいかが伝わってくる。
しぷりあん・かつぁりすが弾くちょぴんばら~どでむだえるワタシにとって、その部分が一番体験的に共感できるカンジ。
音楽についての細かい説明はカッとばす。
五線譜なんて、中学校の最後の音楽の時間以来見た記憶がないし、ト音記号も上手に書けない。

でも、そんなワタシにも、野田恵ちゃんに共感できるトコロが一つだけある。
彼女は初見が苦手なんだって~。
ワタシと一緒♪
初見といえば、ワタシは幼い頃、センセイが来ているときだけピアノに触るという、イケない生徒だった。
先生が来て初めて楽譜を開き、しこったま怒られて、次に先生が来るまでピアノの前に座ろうとしない。
サスガにこれを一年も繰り返すと、ピアノのお稽古なんて状態ではなくなるのだ…。
なので、彼女が楽譜をまえに蒼い顔をしているトコロのキモチなんかは、ちょっと想像がつくのだ、えっへん!
え?ワタシのは初見ぢゃない?
…。

というワケで、久しぶりにオケが聞きたくなったので、CD倉庫を物色しようとしたのだが…目に付くところは総て女王さまの例の人形劇のDVDやらナニやらに覆われ、ベト7にもウィリアム・テルにも到達できなかった。
がっくし…。
仕方がないから、モーツァルトのホルン協奏曲でお茶を濁す。
カラヤン指揮のベルリンフィル。
ホントに久しぶり…vv

ちなみに、ドラマは見ていないのだった…。
いや、原作のイメージをタイセツにしたかったので…とか強がってみるが、ジツは今、とっても見てみたいキモチでいっぱいである…。

そして今日、年末に注文していた本がやっと届いた。
どうやら日本古代文学入門の入荷が遅れていたらしい。
最近は通販で本が買えるので、ちょ~便利になったものだ。
某所では1500円以上の購入だと送料もかからない。
安価な本を注文する場合には、とりまとめが必要だが、にしてもいい時代になったものである。

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Wednesday, December 21, 2005

お正月のお菓子

年の瀬も押し迫ってくると、来年の干支やらお題やらにちなんだお菓子の詰め合わせが届く。
もう十年以上お目にかかっていないお茶の先生からである。
今年も、俵屋の棹物と桃山、そして黒糖雲竜の詰め合わせをいただいた。
ありがたいことである。

やはりお菓子は京都が一番。
洋菓子こそ東京だが、東京で日本一と仰山な看板をかけて売られている花○饅頭なんかより、京都の今熊野界隈(←ようは、京都のはじっこという意味)の、名もない街のお菓子屋さんのおまんのほうがよっぽど美味しい。
そしてお茶は栂ノ尾・・・と言いたいところだが、まぁ宇治・・・というか、辻利園だと思っている。
最近、辻利を名乗る怪しい商品が出回っているが、あの辻利とはなにか関係があるのかしら・・・?

さて、昨日からいつも使っていたデスクトップのwindousが立ち上がらなくなった。
ナミダがちょちょぎれる思いである。。。
いったい、どうすればいいのかしら・・・。

それと、今日『日置町史』という本を眺めていたら、スゴいものを見つけた。

“力士隊の若稲妻○蔵さんというヒトが戦死した。その人は色白でやらかそうだったので、そのお肉をみんなで食べた”

この事件から、まだ150年経っていない・・・。

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