~音楽編~

Tuesday, July 08, 2014

スタンディングオベーション

今日、息が苦しくなるくらい感激した。

っていうか、本当に無呼吸になって、涙が止まらなかった。

モチロン、マスカラは全部流れちまった。

気がついたら、スタンディングオベーション。

気がついたら、プラチナの指輪がゆがんでいた。

どんだけ手たたいてんワタシ…。

本日初日の舞台、太陽2068のコトちゃうよ。

Sp1000197

ルネ・コロのローマ語り。

東京シティ・フィルも期待以上に良かった。

休憩に入ってもしばらく動けなかった。

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ルネ・コロのタンホイザーは、VHSしか持ってないのだが、時すでにちょっと髪の毛が少なくなってたりする時のものなのだが、バイロイトなのでちょっと演出が今っぽいのだが、それでもテレビの前で萌え殺されそうになったものだが、今日の生コロはヤバいなんてもんぢゃなかった。

生コロで一幕から通しで聞いたりしたら、ワタシ途中で3回くらい失神したかもしれない…。

それくらい、ワタシはやっぱりルネ・コロの声が、歌が好きだ!大好きだ!

なのに、さよならコンサートだなんて…

やっぱ、DVD買いなおそう…。


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Sunday, April 20, 2014

サントラでVasko Vassilevって、聞いとりまへんがな!~そこのみにて光り輝く~

本日公開の『そこのみにて光輝く』
映画評論家と言われる方々からも、かなりの高評価を受けているモヨウだが、ワタシ的に一番心に響いたコメントは、公式サイトに載っているある書店員さんのもの。

「日本映画を諦める前に是非見ていただきたい作品です。」
http://hikarikagayaku.jp/comment.html

先日、某所で日本映画の現状を悲観したトークが繰り広げられた後だっただけに、これはやはり是非とも見てみなければ…感が募る。

でも、ここいらには上映館が無いのだ…

で、ネットで今日の舞台挨拶の記事などあさっていたと、そういうワケなのだが…。

ヴァスコ・ヴァッシレフのヴァイオリン演奏をバックに監督・俳優登壇って…

はひ

ヴァスコ・ヴァッシレフって、10代で世界3 大ヴァイオリン・コンクールを制した、コヴェントガーデン・ロイヤルオペラハウスの第一ソロコンサートマスターの、あのVasko Vassilev さんですよね

なんでえぇ~

そんなん、聞いとりまへんがな
というか、すみません、そんなWorldwideな映画だと思ってなかったモンで…
いやいや、お見それいたしました。

ヴァスコ・ヴァッシレフさん。
今、フジコ・ヘミング&ヴァスコ・ヴァッシレフで来日中なんでございますね。
「モントリオールの次はオスカーの授賞式で…」なんて仰ってらしたそうですが…。

池脇千鶴ちゃんが、あの肉感で背中まで開いたドレスでレッドカーペット…。
大女優の貫録満点ざます
ただ今、激しく妄想中

Sokonominite_2


と、いうことで、気が付いたらサントラをポチッと…

映画のサントラを買ったのなんて、えっと…えっと…えっと…えっと…

あ、久石譲の王さま以来だわ
アレは、オケがイマイチというか、管が良くなかったのよね
もっといいオケでやれば、もっと良かったハズ…と思ったサントラだったわ。

聞いてみての感想はと言いますと、ナンというか、映画のサントラというよりは上質なヒーリング音楽集みたいなカンジ?
癒されます。
厳選された音だけのシンプルな構成ですが、それだけに余白の美的情感の広がりを感じさせます。

映画のストーリーは日本の下層社会を描いたものなのに、音楽はすこぶるノーブル。
そこから、この映画の芸術性の高さを予見できる気がします。

何より、音の一つ一つが極めて上質。
ソロもちゃんと聞かせてくれます。

同一の主題を何パターンにもアレンジしたものが多いですが、だからと言って手を抜いてる感などは全くなく、ホンマモンの音に、つい、心を預けて聞き入ってしまう…。
そんな、映画のサントラ盤にあるまじき、音楽的にも質の高い、α波出まくりの一枚。

そして、やはり特筆すべきはヴァスコ・ヴァッシレフ氏参加の
そこのみにて光輝く~Main Theme featuring VASKO VASSILEV~

決して楽しいことばかりではない諸々の感情の隙間にじんわりと滲み込んで、切なさと優しさが広がっていくような、心に響く音楽。

こういう、胸の奥がモゾモゾとしてくる音楽には、なかなか出会えない。

それは、楽曲の妙というだけでなく、演奏のクォリティに拠るところ

ギター、ヴァイオリン、ピアノと引き継がれていく主題。
静かに、抒情的に、感傷的に、それでいて端正に寄り添う見事なアンサンブル。
最後に出て来る愛のテーマ。

天才ヴァイオリニストとして10歳からモスクワ中央音楽院で英才教育を受け、イギリス最高の王立歌劇場で23歳からコンサートマスター、近年は指揮者としても活躍するヴァスコ・ヴァッシレフ氏。
活動はクラシックの枠に止まらないが、今回は、その正統ド真ん中のクラシック風味で客演。

こういうヒトが1人入ると、それだけで全体の演奏レヴェルも格段に引き上げられる。
これが映画のサントラ版であることを、つい、うっかり、忘れてしまいそうになるクォリティの仕上がりであるのも、宜なるかな、ではあるのだが…。

それにしても、恐るべし…函館市民企画映画。。。

とりあえず、全部で無くていいから、この
11 そこのみにて光輝く~Main Theme featuring VASKO VASSILEV~
だけは、ちょっとダウンロードして聞 いてみてください。

着メロにしよっかな…。

ちなみに、今の着メロは魔笛の夜の女王のアリア「復讐の心は炎のように燃えて」だったりする。
これに替えたら、なんかワタシも人間が丸くなったような気がするワ

もう一つ選ぶとしたら、3 SoundscapeⅡ
寄せては返す波の音を背景に謳いあげる、トランペットとヴァイオリンの、切なくも美しい相問歌。


舞台挨拶の動画があったので貼っておきます。

ねぇ、ホントに分かってる?
そのヒト、大道芸のヴァイオリン弾きぢゃないんだから…

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Tuesday, August 16, 2011

暑い夏を涼しく過ごそう~IL DIVO The Christmas Collection~

夕方のお出かけで車のエアコン設定は28℃。

それ以上設定温度を下げるなんてあり得ないワタシと、真夏に28℃という設定温度自体があり得ない女王さま。
そこで取り出したるは、一枚のCD。

Dsc08609

「どうしてこの時期にクリスマスソングなのぢゃ~

「だって、ほら、クリスマスって毎年寒い季節にやって来るぢゃないですか。
クリスマスソング聞いたら、条件反射で涼しくなりませんか?
外はなんだか雪が降ってるような気がしてくるぢゃ~ありませんか~

「ならん!ならんぞよ~!
エアコンの温度を下げるのぢゃ~!」

「ならほら、オーストラリアのクリスマスってきっとこんなカンジ。
オーストラリアでクリスマスを迎えてるような気になるでしょ~

「なるワケなかろうが~

ちぇ。。。
良い作戦だと思ったのだが…

Dsc08610このクリスマスソング集は2005年のUS版。
                       (クリックで大きくなります→)
『Andalucia』は、2800円でこれ買うんだったら同じ値段で『外交官・黒田康作 オリジナルサウンドトラック』買った方が良かったよ~なカンジだった(『外交官・黒田康作』は、ドラマはダメだけどサントラはカッコイイよ)が、この『The Christmas Collection』はワタシ好みかも

メンバーの中でワタシが一番気に入ったヒトは、Urs Bühlerというらしい。
その、如何にもイタリア歌曲的でない歌い方がイイ
一番ワーグナーが歌えそうだわ

そう、ムカシのワタシ的価値観では、男声歌手は“ワーグナーが歌えてナンボ”だったハズなのだ。
ハズなのに…。

我ながら何故ジミー・リンが聞けるかなぁ…

新譜のTime to say goodbayを聞いた後だから言うが、Sébastien Izambardが格段に良くなってるのに驚いた。
クリスマスの頃はまだ咽喉を使ってるカンジだけど、今のセバスチャンは声が深くなったよね、うん。
そんな気がする

David Millerは芸達者だわね。
カウンターテナーのパートも聞かせるし。
でも、ワタシのタイプぢゃないのよね。

Carlos MarinはIL DIVOの押さえ的存在と見た…というか聞いた(笑)。
これまたワタシ好みのヘルデンバリトンとはタイプが違うけど、4人の中では一番うまい…かな(笑)

ナンたって、ワケも分からず聞くだけだから、オソロしく勝手な感想でしかないのだが、暑い季節に聞くクリスマスソングもなかなかオツでございます
…ちっとも涼しくもオーストラリアでクリスマスの気分にもなってもらえなかったけど。。。

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Friday, August 12, 2011

なんちゃってアンダルシア~IL DIVO LOVE SONGS~

オダちゃん月間で、『外交官黒田康作』なんぞ見てしまった挙句に、『アンダルシア』を見に行ったお調子モノはこのワタシ…

いや~、懐かしかったさ。
スペインはコワいから…というコトで、こればっかりはJALのツアーで行ったのだが、観光一日目からして昼食キャンセルしてまで行ったカタルーニャ美術館。
道を聞いたおねぇさんに「バックは身体の前でしっかり持って!」とアドヴァイスをもらって彷徨ったサン・ジョセップ市場。
お向かいのバルでオレンジジュースを飲みながら次はソコに泊まろう!と心に誓ったパラドール・デ・ロンダ。
そうそう、AVEってシートが対面で真ん中に台があるのよね!

なんというか、時代がワタシに追いついたってカンジ

大スクリーンで思い出に浸って来たよ~アレッサンドラちゃん

その主題歌がIL DIVOのTime to say goodbyeだったワケだが、ワタシ的にはなんといってもそりゃAndrea Bocelli のCon Te Partiròやろ~と思っていたワケだが、なんとなくハモりがよさげな気がしたのよね…。

なので、他のIL DIVOの歌を聞いてみた。
それがたまたまシューベルトのアヴェ マリアだった。
歌い手さんがコロコロ変わりながら、やがて二重奏から三重奏・四重奏へと厚みを増して行くのだが、なかなかいいぢゃん…と思ったんだな、これが…。

そもそもが、好きなのよね、ワタシ。
男声合唱。

というコトで、つい、魔がさして、ポチッとやってしまった。
期間限定につられてTime to say goodbyeの入っているラブ・ソング集。

1

何故かタイトルは『Andalucia』

なのに、何故かサグラダ・ファミリア。

3

おかしくない?
サグラダ・ファミリアったら、バルサローナよ?
カタルーニャ州よ?
なんで?

なんでもこのCD、日本限定っぽい。
オダちゃんの『アンダルシア』がバルセロナから唐突にアンダルシア州のロンダへ舞台が移ることを踏まえてないと、笑うに笑えないデザインでございます…

で、あれだ。
やらかしちまったぜ…

メンバーのプロフィールを見ると、4人のうち3人は声楽の高等教育を受けている。
しかも、多国籍色男ユニット。

2

アメリカ・フランス・スイス・スペイン…見事に見たまんま国籍が分かるのがナンとも…

で、アレだ。
ワタシが思うに、イケメンという言葉は40才過ぎたら時効だと思うのだ。
女性の場合、「熟女」というジュクジュクの麗しさ漂う言葉があるが、男性の場合は…一歩間違うとドン・ファンなイメージになるからアレなのだが、おじ様ともちと違うし…。

いや、ルックスではなく中味よ、中味。

聞いててこんなに眠くなるLove songsは初めてだよ…
René KolloのLieben Sie Liederを聞いてて感じるあの胸の昂まりトキメキがないんだよ…
上手に歌ってはいるけど、なんかこう、余裕をかましているというか、ちっとも本気っぽくないというか…。

もっと、命かけて愛してよ

なカンジ?

レビューでは歌唱力が高く評価されてるけど、そこはやっぱりスカラ座とかオペラ座とかウィーン国立歌劇場とかメトロポリタン歌劇場とか、そういうトコロで、巨匠の指揮で、タイトルロールが歌えるかってっと、歌えないから、だからオペラティック・ポップス路線なのよ。
でも、3人にはオペラでその他大勢ぢゃなく、役が付くくらいのキャリアはあるらしい。
もう一人はポップス畑で既にソロデビューしてたヒトらしい。
一番表現力があるのは、このポップス歌いのヒトかもしんない。
でも、他の3人とは明らかに声の出所が違う…気がするのよね。。。

そのテノール×3+バリトン1のユニットなんだから、そこは4乗効果を狙ってハモってナンボでしょって思うのは、ワタシだけ?
それがなかったら、フツーにそこそこ上手な色男グループなんぢゃないの?
だったら、なにも2800円も出してアルバム買わないよぉ~。

せっかく歌える4人のユニットなんだから、3大テノール夢の共演みたく、自己主張の強過ぎるヒトが1人混じってて他の2人が苦笑してるみたいな、そんな付け焼刃ぢゃなくって、調和した歌声の美しさがもっともっと聞きたいぞぉ~!と、大きく欲求不満の残る一枚でした。

中にはそんな曲もあるみたいなので、今度はレンタルでお気に入りの曲を探してみたいと思います。

しかし、ナンというか、ジャケットのサグラダ・ファミリアは実に内容にジャストフィットなことが聞いてみて分かった。
鬼才ガウディのサグラダ・ファミリアも、実際に行ってみたら所詮コンクリートの塊だったし…みたいな


…ナンか、あのジミー・リンでも顔で聞くくせに…とか言われてる気がするのは…気のせいかしら…。
でも、ね。
いくらオダちゃん月間だからって、オダちゃんのCD借りて来ようとは思わんのだけど…

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Tuesday, February 23, 2010

魅せられて…妖艶なる悪魔 《Girls'Rock Best》

02231

これまでの《Girls rock》3部作の中から12曲と、〈魅せられて〉・〈赤いスイトピー〉を加えた14曲でリリースされた《Girls'Rock Best》

アレンジが北欧のアーティストならではとかなんとか、そんなコムヅカシイことはさっぱり分からないが、やっぱりデーモン閣下素晴らしい

特に、今回新たに加わったジュディ・オングの〈魅せられて〉は、思わず震えが来るような仕上がり。
なんぢゃこりゃ!
そもそもがデーモン閣下はそんなキャラぢゃないのだが、アレだ。

「美川ケンちゃんなんて、ぢゃないわ…。」

初回限定盤DVDのミュージック・クリップを見ながら、自分で自分を抱きしめて、思わずそう呟いてしまう、その妖艶な色気は、やっぱり悪魔の悪魔たる所以なのかしら…。

で、avexがプロモ用にあげてた動画がありましてん!

見て

「わたしのな~かでおねむりな~さぁい!」

すみません、今ワタシ、ホンキでこの悪魔と契約を結んでもいいと、ココロの底から思わされました!

素晴らしいね、この歌唱力と表現力。
件の「好きな男の腕の中でも~」のくだり、Uh~Ah~で堕ちる殿方も少なくないんぢゃないかしら。

言っちゃなんだが、聖飢魔Ⅱを知らない(ワタシもほとんど知らない)世代の皆さんにとって、デーモン閣下は“相撲解説するプロレスラー”くらいの認識しかないかも知れない(註 デーモン閣下はプロレスラーではありません!)が、こんな素晴らしいSingerをイロモノのまま置いておくのは、この国の損失ではないでしょうか。

ということで、デーモン閣下のお歌をまだちゃんと聞いたことがないという皆さん!
おススメします、この《Girls'Rock Best》

この色気は、35歳のワカゾーにはまだ無理!(爆)

そう言えば、去年アルバム出すって言ってたそのワカゾー、結局何時出すのかしら…。
ジミーちゃんのアルバムが先か、ワタシのグルメ本(違!)が先か、果たして、どっち?

いや、まじ笑いゴトぢゃないねんけど…

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Thursday, December 03, 2009

悪魔の絶唱が心地よく胸に響く今日この頃

ワタシだって、タマには歌詞が日本語の歌を聴くこともある(笑)

今日聞いていたのは、デーモン小暮閣下の《GIRLSROCK》

いや、暗闇の中で「蝋人形の館」とか聞くと、前に一歩を踏み出せなくなるくらいビビっちゃうかもしれないが、基本的にワタシは閣下のお歌が好きだったりする。
へヴィメタとかロックとか、そ~いうのが好きなワケぢゃないのだが、閣下のお歌は好きなのだ。

なんていうか、閣下のお歌って安心して聞いてられるのだ。
音を外すんぢゃないかとか、声がちゃんと出てないんぢゃないかとか、きちんと歌詞が発音出来てないんぢゃないかとか、そんなミウチとかトモダチとかのお歌の発表会を見に行ったような時のようなドキドキが無くて済むのだ(笑)

え?
誰のこと言ってるかって?
そりゃ~あなた、最近ワタシが聞いてるったら、アレざんしょ

で、この《GIRLSROCK》は、懐かしの女性シンガーのヒット曲をアレンジしてカバーしたものだが、「六本木心中」とか古すぎて馴染みがなかったりするのだが(ほら、最近14歳だし…)、「翼の折れたエンジェル」とか、思わずうっとりなのだ。

18歳で倦怠期って、どうよ

とか突っ込む前に、閣下の美声でここは地獄の3丁目くらいまで一気に連れて行かれちゃうカンジ。

おかしい…。
元来“ワーグナーが歌えてナンボ”で、唯一の例外が閣下だったハズなのに…。
いや、閣下だったらワーグナーもお歌いになるでしょう。
が、しかし、あれだ…。

ナンの因果であんな思いっきりアジアン・ポップスにはまり込んぢゃたりしちゃったのかしら…。

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Saturday, September 05, 2009

小人閑居してしたい放題…。

またしても、腰痛で立てなくなる。
仕事は溜まる一方。
でも、無理!
起き上がれない!

で、ナニをしたかというと…古今のジミーちゃんのお歌を聞きまくった。
こんなにまじめにこのテのお歌を聞いたことが未だかつてあっただろうか?
いや、断じてない(笑)

某ネットに落ちてた記事によると、ジミー・リンと言えば、アンディ・ラウと並んでアイドル派を代表する歌手なのだそうな。
何に対してアイドル派というかって、そりゃモチロン、実力派

つまり、お顔がイノチの歌い手さんということかしら~

Photo_2早い時期のお歌は、まだ声がちゃんと出てなくって、さすがにジミーちゃんなら什麽都OK状態のワタシでも、ちょっと聞けまへん
それでも恐ろしく売れたというのは、やっぱりこのお顔…なんでしょうか~
音がおそろしくハズれるとかそんなんぢゃないんだけど、なんかこう、変声期のボーイソプラノなカンジとでもいいましょうか、そんなカンジ?
低い音はゼンゼン使えないし。
いや、低いといってもデヴィット・シルビアンみたいなそんな低さじゃなくて、フツーにアイドルが歌ってる極めて一般的な音域なんですが、ね。

もとの声質が高いのよね。
《ヴェニスに死す》の美少年と違って、見た目と声が違和感なく一致します(笑)
スであれだけ高い声で歌えるというのは、喉が強いのかも。
ムカシの歌も、今歌ってるのを聞く分にはいいんですケド、ね。

で、全体的にこの歌い手さんのお歌は頗る健康的なのだ。
お歌の内容がちょっとこセクシー系でも、秋の大運動会名物クラス対抗仮装大会のように、爽やかに晴れ渡った空のもと、皆さんの前で正々堂々繰り広げられる女装した男子と男装した女子のトーサクしたラブ・ストーリーみたく、たとえそれが時と場所を選べばそれなりにお耽美な世界になる設定であったとしても、なんかこう、あっけらかんとした清々しさがあるカンジ(って、なんちゅ~例えやねん

もっと有体にいえば、ウィーン少年合唱団が歌う恋の歌

いや、誉めてるんですよ、一生懸命
ワーグナー歌えてナンボのワタシがここまで褒めちぎってるんですから~
でも、どうしてもローエングリン様ぢゃないのよね~

そのなかに、なんか聞いたことあるようなお歌発見!

聞けなかったらこちらから…http://mymedia.yam.com/m/2885190

なんちゃってサンバ調?のアレンジにはなっているが、あの二人組よりはお上手な気がするが、これって、あの歌よね。

…といっても、もうはるか昔の記憶なので…ワタシまだ3歳ころのお歌?

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Monday, June 22, 2009

李雅微 我們的紀念

622

視聴はこちらから…

ドラマの挿入歌が入ってるCDを買った。
こんなことは、あのデヴィッド・リンチの肝いりでツインピークスの挿入歌を歌ったジュリー・クルーズの「FLOATING INTO THE NIGHT」以来
しかも、ちうか圏の歌手のCDというのは初めて。

そうとう、ヤバし(笑)

聞いてみての感想は…というと、普段ポップス等は全くもって聞かないワタシだが、これがけっこう、いいカンジなのだ。
モチロン、ポチッとするに至る直接の動機となった我們的紀念もいいけど、他の曲もポップなものやらラップ調やら絶叫系やら(笑)けっこうバラェティに富んでいて、飽きない。
特にバラード系がワタシ的には好み

で、思うのだが、どうやらワタシは女声唱歌の方が男声唱歌よりもストライクゾーンが広いらしい。
理由は簡単で、ここ200年くらいお歌といえばオペラばっか、しかもテノール中心に聞いていたので、男性歌手の場合は、どうしてもそういう歌い方に好みが偏っちゃってしまっているみたいなのよ

なので、ジミーちゃんのCDは、まだ買えない(笑)
一瞬買っちゃおっかな~と思ったことはあっても、やっぱり買えない(笑)

ということで、今年のカラオケ大会外国語唱歌部門はこの我們的紀念で臨もう
いや、少林寺があったら、少林寺も歌っちゃうけど、さ


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