未体験ゾーン!氷点下のソウルで肉三昧!~3日目その②~
西大門にあるホテルから空港までは、予定通り約1時間。
チェックインを済ませて取り敢えず制限区域内に入る。
そこで、免税店を物色するヒト・街中の免税店で買ったものを受け取りに行くヒトと暫くプラプラした後、最後の韓国ご飯へと向かった先は、30番ゲート付近のフードコートにある벽제갈비(碧帝カルビ ビョクチェカルビ)。
ココにはカルビ&冷麺のセットメニューから、テンジャンチゲやスンドゥブといった軽食?メニューまで、凡そ代表的な韓国ご飯がそろっている。
そこで、朝食べ損ねたソルロンタンを注文。
これはワタシにとっては大冒険も大冒険!
朝行く予定だった麻浦屋は韓牛の骨と肉だけでとったスープのソルロンタンだが、普通ソルロンタンには内臓も使うのだ。
その内臓というのが、ワタシ的にはもうOUTなのだが、だって、どうしてもソルロンタンが食べてみたかったんですもの…。
ということで、大長今~宮廷女官 チャングムの誓い~の中でも、水刺間の最高尚宮を選ぶ競い合いのお題になったソルロンタンと初めての御対面。
碧帝カルビのソルロンタンも韓牛を使用しているらしい。
14000ウォンと、空港内のフードコートであることをさっぴいても、街中の韓牛ソルロンタンに比べて超強気なお値段。
中にはびろ~んと伸びた素麺と一緒に、胸肉?なカンジのお肉とワタシ的にはあんまし有難くないゾウモツ系が入っていた。
といっても、それほどたくさんぢゃないし、ゾウモツを避けてかの有名なソルロンタンに初挑戦!
…。
匂いとか、臭みとか、そういうのは気にならない。
スープはまさに骨と内臓を煮込んだだけ、といったカンジの味で、自分で塩を加えて味を調整する。
なので、化学調味料で舌がヒリヒリすることもなし。
決して美味しくないものではない。
なのに、なんかこう、ワタシと相性が悪いのは…何故?
韓国の人は、朝このソルロンタンを食べるそうなのだが、脂っぽいワケではないのだが、なんかこう、胃に重いというか、胃が焼けるような、そんなカンジ。
疲れた胃には、濃すぎる気がするこのスープ。。。
とか言いつつ、ご飯も入れて食べ続けて見るも、やっぱり慣れないこのお味
なるほど、昨日のトガニタンといい、どうやらワタシはこの肉系の濃厚スープがダメらしい。
残念…。
ところで、前回リニューアル前の碧帝カルビでビビムパフを食べた時、艶の全くないご飯がとっても印象的で、後からご飯は牛骨スープで炊いているという情報を得たもんで、なるほどそれで普通に白米を炊くよりも艶が無いのかと思っていたらば、だ。
今回のご飯も、日本では学校給食でもお目にかかったことないような、そんなご飯だった。
ちょっこしそれだけ食べてみたが、牛骨スープ使用というウワサの真相は分からなかった。
…というか、普通に炊いてあるんちゃうん?
今回の韓国旅行では、お米が美味しい!というお店には当たらなかった気がする。
そう言えば、台湾でも美味しいお米を食べた記憶が無い。
どうやら同じ稲作文化圏でも、日本人の米に対する執拗なまでのこだわりは、日本で独自に育まれたものであるらしい。
日本のご飯を知らなければ、“銀しゃり”というのも分かるまい。
そんな感慨を抱きつつ、15:00のフライトで一路島へ。
飛行機に乗るなり爆睡し、機内食が配らて起こされる。
ワタシの食べられないツナがいっぱいのサンドウィッチ。
おやつのクルミまんじゅうを探すも付いてない…。
なので、自前のおやつでコーヒータイム。
1年と7カ月ぶりの楽園餅屋の薬菓は、やっぱり美味しかった。。。
そしてまた爆睡し、着陸直前目が覚める。
この着陸時にうっかり寝ていると、首が鞭打ち状態になることがあって、キケンなのだ。
今回それも無く、めでたしめでたし…と思っていたら、他の3人がえらくぐったり…。
2人までがトイレに駆け込んだ。
お昼に食べたナンかがいかんかったんやろうか…。
そう思っていたところ、よくよく聞いてみると、飛行機があり得ないくらい揺れたらしいのだ。
そうなん?
爆睡していてナンにも知らないワタシ…
そして、飛行機を降りて体温チェックがあって入国審査と進むのだが、何処にもないのだ靴底消毒シート!
結局最後まで、口蹄疫の侵入を防ぐための対策らしきものは、いっちょも見つけられなかった。
こんなんでええんか?日本の危機管理
ヒトやモノの流れを止めることは今の御時勢不可能。
不要不急の場合、そのような問題のある国へ出かけること自体を自粛すべきという意見もあるが、でもね、そんな鎖国みたいなコト出来っこない。
それに、行かなくっても人は来る。
それこそ気休めなのかもしれないが、それでも靴底の消毒くらいさせてください!
そうぢゃないと、おちおち外国へも出かけられないわ!
ということで、前回の新型インフルエンザに続き、口蹄疫と南北軍事衝突の危機に揺れた今回のソウル喰い倒れ旅行。
最後は自国のめでたさ加減に不安を感じつつ、とりあえず無事に終了。
食べたものの詳細については、追々美食の花園で詳しくご紹介いたしますので、乞うご期待?
今度は、秋の紅葉シーズンに行ってみたいなソウル…でした。
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