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Saturday, May 10, 2014

ケーキを買いに行かなくちゃ!~アルザスで食べよう2014その①~

「今度、アルザスに行くことにしたんです。」

「アルザスは、ちょっとがっかりするかもしれませんよ。」

フランスといえどドイツ国境に近く、その歴史や文化からもドイツの影響がどっしりと垂れ込めるアルザス地方への旅行を宣言した時、いつものお菓子屋さんは、その可愛らしい街並みやらコウノトリやらハウルの動く城やらのイメージの背後に影を落とすその問題点を、鋭く突いた。

そうなのだ…coldsweats01
ジツはワタシ、アルザスから☆付レストランシェフを招いたフランス地方料理フェアってイベントで、シュークルートとか、ちっとも美味しかった気がしなくって、ドイツ料理やんけ!とココロでさけんぢゃった記憶があるのだ…。

だから、アルザスの美味しいモノというのに不安が無いわけではないのだが…。

しかし、である。
ミシュランガイド風にいうと、アレだ。

3_2 - それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理

これに相当するところの、ワタシたちにとってそれを味わうためにわざわざここいらくんだりから飛行機とバスと列車を乗り継いで行く価値アリsign03の素晴らしいケーキlovelyを売るお店が、アルザスはMutzig という、ナンて読んだらいいのかも分からない小さな町の一隅にあるのだ。

コトの起こりは、2011年2月10日…。

ラデュレやエルメはとっくの昔に卒業し、ジャック・ジュナンにも満足してしまった感を漂わせつつ、ワタシたちはその重厚なるドアをくぐった…。

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お目当ては、2004年弱冠23歳にしてパリに冠たるパレスホテルル・ムーリスのパティスリーシェフに就任、ムッシュ3_2ヤニック・アレノの下で14人のチームを率い、世界一お菓子激戦区のパリにその名をとどろかせた、2010年Chef Pâtissier de l'année - 今年のパティシェ賞に輝くCamille Lesecq氏(通称カミーユくん)のケーキ。

パティスリー界のアイドルからカリスマへ、着実に階段を上っている天才パティシエのケーキ、食べてみずんば帰れまい?

と、言うことで、ケーキ1個がルーヴル美術館の常設展入館料と同額だけど、でもそれだけぢゃ済まないよンcoldsweats01なケーキを食べに、行ったのだ。

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これがその、1個€12のケーキ。
見かけはナンというか…。
キル○ェボンのケーキを思い出しちゃうカンジのアバウトさ加減。

しかし、これが一度お口に入ると、もう笑いが止まらない…。
たかがケーキ一個が、ヒトをここまで能弁にさせるのか…。
これを感動と言わずして、ナニに感動しろというのか…。

まさしく、彼こそは天才と呼ぶにふさわしいsign03と確信したパティシエ、カミーユくん。

そのカミーユくんが、実はその時ワタシたちのテーブルの隣で雑誌だかナンだかの取材を受けていたのだ…。
そして、取材が終わって厨房へ戻る一瞬、ケーキを前にフォークを握りしめて恍惚の表情を浮かべるワタシたちに、ニッコリと…heart04

ああどうしてそこで話しかけることが出来なかったのsign02
奥ゆかしいワタシのバカバカsign01

そんな甘美な思い出とともに、ワタシたちの中で最強伝説を築いてしまったカミーユくん。

2012年、そのカミーユくんがムーリスを去った…。
地位も名誉も約束されたパリでの華麗なキャリアを捨て、彼はいったい何処へ…weep

そのカミーユくんが、師匠のクリストフ・フェルデール氏と一緒にアルザスの片田舎でケーキ屋さんをやっているという情報がボツボツと入り始めた2013年…。

気が付けば、アルザス行のための特典航空券を手配していた、とそういうコトなのだった。

と、いうことで、アルザスの玄関ストラスブールへは、フランクフルト経由が一番早い。

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行きはルフトハンザで。

新機材が導入されて、仁川―フランクフルトは超快適sign01(アシアナ比)

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一回目の機内食は、見た瞬間食欲を失うラビオリ。
…ラビオリって、こんなだったっけ?

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中身はエビ・カニカマサラダというカンジ。

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メインにビビムパフを選択。
キムチが美味しい。

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畿内でこんな立派なニンニクを食べちゃうことに一抹の不安がなくもなかったが…。
つい…coldsweats01

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デザートは…なんというか、ドイツっぽく質実剛健なカンジだった…。

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2回目の食事。
やっぱり、キムチが美味しい。

前回のパリ行で、着いてから早速がっつり食べてしまい、後々にあまり良くない影響が出たので、今回は大人しくこの食事を以って夕飯に代える。

なんたってドイツだから、朝食以外美味しい思い出がなかったというのも節制を心掛けるのにいい具合に作用したような気がする。

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空港から道ひとつ隔てた空港駅ビル。
ここのスーパーで、明日の朝用に牛乳とヨーグルトを購入。

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ナンと、ヤギのヨーグルトsign01
これがかなりイケたのだ。
牛乳もビックリするくらいに甘くて美味sign01

こういうものだけは、美味しいんだなぁ、ドイツ…。

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そして、その駅ビル直結のヒルトン系ビジネスホテルにチェックイン。
非常に気密性の高いホテルで、ドイツのきっちりしたクラフトマンシップを感じる。

今日はここでゆっくり休んで、明日はストラスブールからコルマールへの移動です。


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Comments

あらためてラビオリを見ると、デジャブを感じます
機内食もナスティさん監修だったりしてsmile

Posted by: 空 | Tuesday, May 13, 2014 at 12:42

思えばあれが、始まりだったのかもしれませんね…coldsweats01

いやいや、ナスティさん監修だったら、もうちょっと美味しくなる…ハズsign02

Posted by: SAKURAKO | Wednesday, May 14, 2014 at 00:06

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