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Sunday, April 13, 2014

Joël Robuchon氏に捧げるhommage

ワタシは、恵比寿でかなり異彩を放つ、あのちょっと田舎の貴族の館風のレストランが大好きだ。

何故ならば、食を楽しむということに非常に寛容であるから。

それは、L'ATELIER de Joel Robuchonのランチ価格の設定からも見て取れる。
値段を抑えたコースを設定することで敷居を下げ、それでいてロブションらしい料理を提供している。

サーヴィスも、客がしゃべりたいと思ったらそれに付き合ってくれるし、しゃべらなくていい時に無駄口をたたいたりはしない。

予め組まれたコースメニューも、ちょっとアレンジして欲しい旨を伝えると、それに添うよう努めてくれる。
「シェフがバランスを考えて組んだコースですから、それを尊重してもらわないとウチのお客さんぢゃありません!」みたいな居丈高なことを言うこともない。

料理のお写真も、こころよく撮らせていただける。

これは、お2階の☆☆☆ガストロノミーでも変わらない。

ロブション氏は、料理のお写真NGのレストランがあるということを聞いて、大きな驚きを覚えたという。
そして、それは「伝承という文化に水を差すことになるのではないでしょうか」と述べておられた。(Joel Robuchon - page officielle-より)

料理との出会いは一期一会。
写真を撮るなど無粋だと感じる方もおられよう。

しかし、ワタシは写真を撮りたい、と思う。
そして、10年後20年後…50年経ったときにもも、その時の余韻を楽しみたいと思う。

一期一会なんて、そんなやせ我慢は出来ない。
だって、今ワタシたちは、その瞬間をいとも簡単に記録にとどめておける便利なツールを手にしてしまっているのだから。

それと、勝手な理屈ではあるのだが、ワタシにとって写真を撮るというのは、その料理に対するオマージュでもある。

敢えてお写真しなくても良い料理というのが、世の中にはあるのだ。
この素晴らしい今の感動を残しておきたい!
そう思わなかったら、別にいらないのだ、そんな料理のお写真なんて。

周りのお客様のご迷惑という理屈も分からないでもない。
できれば、そういう難しいお客様は、そういう難しいお客様仕様のお店でお食事をしていただけると有り難い、とは思う。

写真を撮る時間というのは、そんなに長い時間でもないワケだし、それよりももっともっと長い時間をレストランでは過ごすワケだから、それならそっちの時間を周りのお客様とお店のご迷惑にならないように気を配って楽しく過ごす、ということで御寛恕願えないだろうか、というところがホンネである。

今でこそ少なくなったが、分煙できてないレストランで食事の途中に煙草を吸う行為に比べると、写真を撮るってカワいいもんじゃない?
少なくとも、ヒトさまの味覚やら嗅覚やらに直接的な影響を及ぼすわけではないから、さ。

そう思うのは、ワタシだけ?

勿論それは、撮ってもいいよ、と言っていただける場所での話で、写真NGのところで敢えて撮ろうとは思わない。

でも、ワタシみたいなヒトは、写真NGのお店よりも写真OKのお店の方が居心地が良いと思うハズ…。
なので、そういうお店に行けばいい、と、そういうことなのだ。

なので、つい、おマチへ出稼ぎに行くついでに予約を入れてしまったRestaurant Joël Robuchonsmile

食を楽しむことに本当に寛容であると思わされる所以が、☆☆☆なのにおひとりさまOKsign01

HPからの予約は2人からしか出来ないが、直接お店へ連絡をいれたら「お席がございましたらおひとりさまでも承っております」ということで、何の問題もなく予約を受けていただける。

そういうところも、大好きheart04


で、だ。

写真NGの本音は、写真と一緒にネット上に氾濫するコメントにあるのだろうと、ジツは心当たりがあるワタシ…think

そういうことも含めて、敢えてウチのレストランでは写真OKですsign03と宣言したRobuchon氏は、さすが世紀の料理人の名に恥じぬ…と、改めて感服した次第である。

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