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Monday, February 24, 2014

香港風味の中華屋さん。。。ピリピリ。

この辺りの店でござる。

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本場香港の伝統に惚れ込んだ鬼才シェフがこだわり抜いた新世界の広東料理店

お店のHPにそうあった。

なので、東京の中華屋さんレヴェルは香港に遠く及ばないと思っているワタシではあるが、どのくらい香港に近づいているのかしら…と、いうことで、行ってみなければ

予約は某予約サイトから入れたのだが、前日5時前に予約確認の電話がかかってくる。

…できれば、いろんなことを慮って、そういうお電話は5時過ぎ以降にしていただきたいというかナンというか…。

というより、明日は込み合っているので予めメニューを決めておいて欲しいとの希望が伝えられたのだが、ナンだかなぁ…

そもそも、その某予約サイトには、「ディナーは2時間」と書いてあった。
居酒屋さんの飲み放題ならともかく、それなりの品数が出てくるコースメインの中華屋さんで、この時間制限って、どんなもん?

なんとなく、いやな予感。。。

こういう、客の都合よりもお店さまのご都合を優先する店というのは、凡そにおいて独り善がりだったりするのだ…。

しかも、予約後口コミを読んでいて知ったのだが、香港の味を知り尽くしたそのシェフは、マンダリンオリエンタルのセンスにいたヒトなのだとか…。

…そんなに良い印象なかったのよね、あそこ。。。

でも、それは、マンダリンの経営の問題だったかもしれないし…。

と、いうことで、気を奮い立たせて行って来たのだが…。

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ネギ尽くしのアミューズ。
あまりにネギネギしくって、ネギだ…としか言えず。。。

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8年物の超高級な黒酢を使っていることがこの上なくウリの様子の前菜盛り合わせ。
あまり清潔感のない…というか、ちょっとチンピラ風味のお給仕さんが、“アンチエイジング効果”を連発するのも、あまり心地よくない。

身体に優しいとか、身体に良いとか、そういうのを謳い文句に掲げるのであれば、この舌を刺すピリピリ加減をこそ何とかして欲しい…。

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とうとう、「化学調味料、使いすぎぢゃない?」と、黙っていられなくなった炒め物。

香港でも、うっかり化学調味料の地雷を踏まないために、ものすんごく時間をかけてレストラン選びをするこのワタシ。
香港には、化学調味料で舌がピリピリすることなく美味しい料理を堪能できるお店があるのだ。

しかし、大多数は化学調味料を使用しているというのも紛れのない事実ではあるのだが、でも、ね。

化学調味料で味付けされた料理を美味しいと思って食べられないヒトというのも、世の中には確かに存在していて、それらのヒトビトもある程度の市民権を獲得しているのが香港なのだ…。

と、いうことで、いろんな意味でだったこの中華屋さん。

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シェフこだわりの…とか、より香港の味に近い…とか、料理が運ばれてくるたびに、ウンチクを語られるのだが、でも、ザンネン!

ワタシの食べたい香港の味とは、スジが違うのだ。

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ベツにワタシは、香港のそこそこお金を出して味わう中華屋さんで、ジャンクなエビワンタンメンを食べようとは思ってないのよ、ごめんなさいね。

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上質なプラセンタ入りの薔薇風味杏仁豆腐と言われても、バラの花びらに塗されたグラニュー糖見たら、身体の糖化の方が気になってしまうワとか、つい、そんなことを考えてしまう

ワタシの好きな香港の中華屋さんは、もっと素敵なお店デス。

サーヴィススタッフも、香港の方がずっと質が良い。

っていうか、ソファーと直接つながっている後ろのスペースに、ヨソのテーブルから下げて来たお皿が山盛りにされるのって、あんまし気持ちが良くないというか、背中でガサゴソされるのって、気持ち悪くないですか?

と、いうことで、だ。

やっぱり中華にお金を使うんだったら香港で

そう再確認したお店でした。

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Comments

味は食べてないのでわかりませんが、
見た目がちょっと・・・・芸術じゃありませんわね。
彩りが・・・・
なんだかザンネンでございましたね。
金返せー!とチンピラしてさしあげたら?^^

Posted by: かあちゃん | Monday, February 24, 2014 21:56

盛り付けに高さがないんですよね、ココのお料理。
しかも、ケータイで撮ったからか、輪をかけてイマイチのっぺりなカンジに写ってしまい…

まぁ、根がウチキな小心者ですから、面と向かってチンピラするなんて、ちょっと出来兼ねるところがザンネンではございますが、ここいらの餃子楼で舌がピリピリするのはそうまで腹たてたりしないんですけど、ねぇ…。

Posted by: SAKURAKO | Tuesday, February 25, 2014 03:02

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