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Monday, February 03, 2014

まんさいまつり、開催中~花の乱完全版7~

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團十郎と萬斎、歌舞伎のヒトと能楽のヒト、見ていると、演技にもその違いが滲んでいて、なかなかに面白うござる(笑)

どんどん厭世気分が盛り上がって来て、おっきな駄々っ子に成り果てた義政と、濁世の一切を洗い流す清らかな水に感化され、どんどん良いヒトになっていく勝元。

その間で富子@三田佳子が、きぃきぃとヒステリックに騒いでいるのだが、弟24話修羅の華で、勝元を尻目に義政と富子が罵り合うシーンは、なかなかに秀逸。

これ以降、團十郎がどんどんイイカンジになっていく。
世を拗ねた中年オトコのモロモロが滲み出て来て、実に味わい深いキャラクターになって来た。

そして、勝元の若さが目立ち始める。

役柄の上では勝元が年上でも、勝元がどんどん熱く清々しくなっていくもんで、1000年生きた古狸と尾っぽが九つに分かれた女狐夫婦の間で、なんかこう、美しく浮いてきてしまうのだ。

何故?

結局のところ、お髭に白いモノを混ぜてみたところで、お肌の若さはどうしても隠せないから仕方がない、というトコロかしらcoldsweats01

なるほど、萬屋キンキンとの共演シーンにはじめっから終わりまで全く違和感がないのは、ストーリーとビジュアルに整合性があるからなのね(笑)

それにしてもこの『花の乱』、実に好き放題のストーリーなのだが、始まりが日野富子と森侍者の火の橋・水の橋なのだから、なんだってアリよね。

しかし勝元と森侍者の道行というのは…ねぇ(笑)

それよりなにより、萬斎に刀を抜かせたのは蛇足というか失敗というか、殺陣が軽過ぎて、ありゃ如何なものでしょう…think
鞍馬天狗の抜刀シーンでもゼンゼン抜けてなかったことを思い出し、やっぱチャンバラは難しいやね(笑)

と、いうことで、まんさいまつりで手を出した『花の乱』。
勝元が死んでしまったので、続きは…若しかしたらそのうち…?
見ないんぢゃないかしら…coldsweats01

他に印象に残ったもの。

檀ふみの森侍者、佐野史郎の足利義視。
田中之雄の琵琶。
劇中で能楽を上演する豪華なエキストラ。

3代目中村歌昇が見つけられないんですけど…coldsweats01

こんな時代もあったのね…と、しみじみ思わせる、実にこだわりを感じる大河ドラマ。

やっぱり、合戦シーンだってダークな小具足で地べたをはいまわるよりも、イロイロ縅の大鎧で駆けまわる方が絵になって美しいワcatface

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