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January 2014

Thursday, January 30, 2014

まんさいまつり、開催中~花の乱完全版1~6~

萬斎テレビドラマ初出演作、『花の乱』。

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日本三大悪女の1人とされる日野富子の物語。
正直、これを大河枠でやったの?shock的ストーリー。
今ならドラマ10辺りが一番落ち着くかも…的オカルトサスペンス時代劇。
今時の“分かりやすく”という大義名分を掲げた大衆誘導的な薄っぺらい内容のドラマでないことは、難解なセリフの数々からも察せられよう。

いきなり「かりょうびんが」って、これ、漢字で書けます?(ちなみに、ワタシは書けませんcoldsweats01
「江口」って、江口〇介のこととちゃうし…。
「黒方」のあの艶めかしさは、嗅いでみずんばわかるまい…。

見るものにもそれなりの教養を要求している、極めてハードルの高いドラマ。

この重厚と言えば聞こえはいいが、陰鬱で殺伐とした内容で、視聴率をとろうと思う方が間違っているというか、絶対に一般受けなんてのはあり得ないけど、ドラマの筋とは関係ないところでお楽しみがテンコ盛りなところは、かつての大河ドラマの豪華さを偲ぶに余りあると言うべきか。

キャストを見てビックリ!
團十郎の青年時代を新之助(海老蔵)が演じ、幸四郎の娘(少女時代)を松たか子が演るって、ナンかの冗談ですかsign02みたいな…coldsweats01

そして、この時まだ而立前の萬斎が、萬屋キンキンと渡り合い、三田佳子の毒婦ぶりを際立たせ、團十郎を喰ってしまっちゃっているのだな、これが…。

團十郎は、ちょっと貧乏くじだったような気がしないでもない。
義政というのが、なんとも見せ場が作れない役どころなのだ。
そういう役にこそ役者の力量が問われるわけだが、隣であれだけ分かり易くshineキラキラshineされると、辛い…coldsweats01

それというのも、細川勝元に実年齢の近い萬斎を起用して、それよりも年下のはずの足利義政が團十郎って…。
もっとも、それを言い始めたら、50を過ぎた三田佳子にハタチの役を演らせるのだから、日野富子が妖婦にしか見えなくても仕方がないというか、恐ろしいモノを見てしまった感がぬぐえないというか…coldsweats01

この熟年俳優夫婦の中にあって、萬斎が堂々の勝元を演じてしまったがために、ナニかが狂ってしまっているのだ、このドラマ。
ビジュアル的にずっと違和感が拭えない富子と義政、その2人の関係にのめり込めないまま応仁の乱に突入して、ますます勝元がshineキラキラshineしてしまっているから、さあ大変sign01

萬斎、恐るべし(笑)

迫力だったのが、京マチ子とかたせ梨乃。
いやぁ~、オンナってコワいわぁsweat01

奥田瑛二の一休宗純は、あの重文の絵とビジュアルが重なりすぎてツボってしまった。

さて、これから勝元サマはどうなるのかしらドキドキheart04
森侍者と勝元サマのこれからの関係に妄想をめぐらしつつ、続きを借りるのは勝元が死ぬところまでかしら、やっぱり…smile


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Sunday, January 26, 2014

まんさいまつり、開催中~陰陽師・陰陽師Ⅱ~

まんさいまつりというからには、やっぱりおさらいしとかなくっちゃsign01

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ということで、迷作『陰陽師』シリーズをレンタル。

と言っても、1作目は映画館で見たのだが2作目は見てなかったのだ、ジツは…。
1作目は、原作にあるイロイロな話をつなぎ合わせて、岡野玲子の漫画のイメージも注ぎ足して、なんだかなぁ~sweat01なりにまとまっていたと思ったのだが、2作目はそのストーリーがあまりに意味不明だったので。

だって、映画が公開された2003年当時、大和中心主義に貫かれた記紀神話しか知らないヒトが、アマテラスやスサノオは出雲王権の神々でした、と唐突に言われても、ナンなん?それ…ってなりませんか?

近年の発掘調査の成果等々を踏まえ、改めて『陰陽師Ⅱ』を見てみると、それは古代史再解釈の仮説を民族浄化と絡めて世に問うた大胆な挑戦、とでもまとめられそうなワケだが、そこは拙速に過ぎたというか、角川映画の限界と言うか、まことにザンネンdownな評価に終わってしまっているのではないだろうか。

その結果、『陰陽師Ⅱ』も『陰陽師』同様、野村萬斎の記録映画としてのみ燦然と輝いてしまうのだcoldsweats01

しかし、萬斎の安倍晴明は、スゴいと思います。
とにかく美しい。
顔ではなく、その姿が。
特に『陰陽師Ⅱ』のエンドロールで流れる長袴を華麗に捌いての女舞は、女舞のようでいてジツは体力勝負の荒業という、絶対女子には踊れないシロモノであると思われます。

そして、劇中のアメノウズメごっこで発見!

このヒト、品には欠けるけど色気があるわ…。

それはもう、小川眞由美もマッサオshockってな具合の、実に凄味のある艶っぽさなのだが、しかし、そこには肉体的な官能とかその種の卑猥さが微塵もなく、実に犯し難い存在となって、神に捧げる色気ってこういうものなのかも…と、見るものを納得させてしまう。

それは、洋の東西を問わず神聖な舞台に女を上げない文化の深淵を覗いてしまったかのような気にさせる名演。

コレを見るだけでも、『陰陽師Ⅱ』にはその価値があるというか、それをとってしまったら、「フカキョン可愛いheart04」以外何かあったっけ?

あ、琵琶の演奏は素晴らしいsign03
市原くんも初々しくていいよ。

どうしよう…。
後は思いつかない…sweat01

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Saturday, January 25, 2014

まんさいまつり、開催中~のぼうの城~

結局、買ってしまいました『のぼうの城』

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通常版を買ってから、初回限定盤の方に萬斎の田楽踊り完全版があったと知り、かなりがっちょ~んsign01bearing

事なかれ主義で百姓が大好き、戦国武将的には全くもって“でくのぼう”なのぼう様
そんな成田長親が、ナニがナンでも戦果を挙げて三献茶の男から脱皮したい石田三成の挑発にウマウマと乗せられ、小田原城へ参陣するも豊臣方に内通する忍城主成田氏長の思惑を尻目に20000対500の籠城戦を敢行sign01

果たして忍城の運命や如何にsign02

この日本史上有名な忍城攻めを題材にとった愉快sign02痛快sign02そんなことあるかいsweat01戦国時代劇を彩るのが、氏長の娘で怪力無双sign01あ、いやsweat01、家中に武勇で名を馳せる甲斐姫(18)の恋心。

しかも、その矛先は、父氏長の従弟にして、おとーさんと3つしか年の違わないのぼう様こと成田長親(45)へと向けられているからさあ大変coldsweats01

この甲斐姫の変心、『のぼうの城』の中に在って、成田氏の軍団が何故かとっくの昔に兵農分離していることよりも、朋輩同士は官途受領名で呼び合うのに、上位者に対しては実名で呼びかけていることよりも、水攻めシーンが10メートルを超える大津波襲来にしか見えないことよりも、尚、珍妙であると思われるのだが、その辺りを萬斎が、良識あるオトナの解釈でうやむやにしているところが好感catface

こういう“お話”の常として、『成田記』だの『真書太閤記』だの『関八州古戦録』だの…と突き合わせてどうこうというのはどーでもいいことで、成田長親の御子孫が、その余りの脚色ぶりに困惑していらっしゃったらしいが、そこいらもまぁ、“お話”ですから~、というコトで済ませられると思うのだが、しかし、である。

特典のオーディオ・コメンタリーを聞いて、監督が「鉢植えの武士」のイメージでこの映画を作っていることが発覚。
なるほど、だから兵農分離も完了しているのね。

分捕りとか、なで斬りとか、今の倫理観に照らすとありえへん戦国の作法は無かったことにして、極めてイデオローグな仁政観を基調に、一般大衆ウケする笑っちゃうほど牧歌的な治者イメージがこの作品の骨子にあるのも、ゆとり世代のお花畑な歴史イメージを映したもの、とでも言えるのかもしれない。
いや、脚本家も監督二人もゆとり世代ではないのだが…coldsweats01

とにかく、200年くらい時代イメージがズレているのだ。

まぁ、これは、考えようによっては、若い俳優が正しいアクセントでセリフを言えず、その為ナニ言ってんだか意味が分からないことになっている、というのとおんなじレベルの問題よね。

しかし、だからと言って、この作品が面白くないワケではない。

このありえへんsign03連発特撮時代劇のストーリー展開に、何がしかリアリティを添えるものがあるとしたら、それは野村萬斎のカリスマである。
それと、佐藤浩市の乗馬シーン。

どちらも、見れば分かる(笑)

萬斎演じる長親だから、あのヒゲもマゲも衣装もOKgood

20000の敵兵を前にして、一瞬にしてそこを祝祭空間に換えることも、萬斎になら出来るのだ。

だって、それこそが本業なんだし(笑)

そして、そのカリスマゆえに、長親のマキャベリスティックな人心掌握策がリアリティを持ち始める。

それを、どこまでが天然でどこまでが計算か、分からないくらいのボケ加減を絶妙に狙った萬斎が演じるワケだが、悲しいかな萬斎は、それを天然で演じているワケではない。
ボ~っとしてどんくさそうな男を演じていても、そこかしこで立ち居振る舞いがビシッときれいに決まってしまう。
どんなにボンクラを装っても、セリフ回しにキレモノぶりが滲んでしまう。

なので、のぼう様は本当はスーパーサイヤ人で、そのあんぽんたんぶりはやっぱり世を忍ぶ仮の姿なのね…とか、要らん想像が働いてしまうくらいに、そのキャラクターに深みが出てしまうのだ。

恐るべし、野村萬斎。

惜しむらくは、その萬斎と張り合える役者が脇にいないこと。
なので、萬斎が浮きに浮いてしまった感が無きにしも非ず。
コールドの中に目が釘付けにされるダンサーが1人紛れ込んでしまったかのように、気が付けばその人だけを見ている状態になってしまうのだ。

もちろん、火付けシーンの成宮くんの、ドロドロとした思念を凝縮させた愉快の表情に、天性の放火魔かと思わせられたり、平さんのどうしようもないヤなやつ加減にほくそえんだり、山田くんの美○にうっとりしたり、保奈美ちゃんの天晴な存在感にうなったり、グッサンのひん剥いた目に思わず笑っちゃったりと、コマゴマお楽しみはあるのだが、如何せん三成役の上地くんが、萬斎長親にミもココロもカンペキ捧げちゃってるみたいに見えちゃうのは、気のせい?

何より、近頃の若いモンは、姿勢は悪いは、立っても座っても歩いても四肢が緩みまくっとるは、セリフは聞き取りにくいは、日本語は正しくないは、周りがもっとチェックしてあげたらいいのに…。
様式化された美の隣では、今風の自然体は大概にしてみっともなく見えてしまうからご用心、なのだ。

奈々ちゃんについては、アレだ。
田舎城の姫という設定なもんで、こういう垢抜けてないというか土くさいというか、いかにも田舎姫ってカンジの演出なのね、とワタシ的には納得していたのだが…。
どうやらそういう意図はなかったらしい…coldsweats01

とにかく、萬斎のカリスマを長親のカリスマにすり替えて成立しているこの映画。
萬斎がokのヒトは、四の五の言わずに楽しんだら良いのではないでしょうか。
萬斎がngだと、ちょっとキツい気がするこの映画。

当代の奇才野村萬斎で映画を撮るということは、得てしてこうなっちゃうということPartⅢという気がしないことも、ない(笑)

もちろんPartⅠ・PartⅡは、言わずもがなの陰陽師…coldsweats01

しかし、アレだ。

萬斎は神にもなれるし道化も上手いけど、神を宿した道化という域にはまだなのかな…という気がしないでもなかったこの成田長親役。
有体に言えば、相変わらず品に欠ける滑稽さ、なのだ。
長親に道化ていても侵し難い気高さがあれば、この作品のストーリー展開も、もっと説得的になったのではないかしら…。

もっともこれは、今の萬斎の個性と言うべきものかもしれない、とも思うところではあるのだが。

そういうのんは、人間国宝になる頃に身についてればいいものかも、ね。

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Saturday, January 18, 2014

ひとめぼれ!スワロフスキーの巻

○天優勝セールでがっちょりsign02貯めた期間限定のお小遣いは、使用期限が1月15日まで。

ナニを買おっかな~catface

そんなある日、おマチの空港をブラブラとしていたら、何故か目に飛び込んで来たステキなビラビラのピアスlovely

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こういうの、欲しかったのよね、ムカシから…。

と言うワケで、期間限定お小遣いの使い道が、ワタシの中でほぼ確定したわけなのだが…。

心配なのは、金属アレルギー。

そのムカシ、安モンのネックレスで首回りが赤くミミズばれになって、カイカイになったことがあるのだ、ワタシ。。。
銀も、体調によってはちょっとカイカイ…。

きちんと調べたことは無いので、どの金属がダメなのかは定かでないが、でもやっぱり気になるでしょ?

というコトで、イロイロ情報収集してみたのだが、アレだ。

スタッドピアスはチタンポストのものが結構あって、これだったらワタシ的にはホボ問題ないと思われる。
その他のものは、14金コーティングとかロジウムコーティングとかなワケだが、どんなものかしら…。

問題は、そのコーティングの下がどうなっているかということなのだが、これはEUの安全基準に準拠した抗ニッケル・アレルギー素材なのだそうで、ワタシが良くあるニッケルアレルギーであれば、そう問題はないのかしら…。

しかし、スワロフスキーのサイトには、ちゃんと書いてあるのだ。

「ごくまれに、体質によりかぶれを生じる場合があります。異常を感じた場合は、ご使用をお止めいただき皮膚科医にご相談ください。 」

しかし、ある意味このような書き方をするということは、「ウチの製品は大丈夫です! 絶対そういうことはありませんから買って!」と、強引に売りつけよとする某国とかの免税店のオバチャンよりはずっと信頼できそうな気がする。。。

と、言うことで、こういう時に良いのか悪いのかよく分からない、とにかく“たぶん大丈夫!…かも?”的楽天主義で、スワロフスキーを買ってみることにした。

しかし、アレだ。

ナンと言っても、○天の期間限定ポイントでの購入が目的なのだから、そこはほら、正規代理店とかオンラインショップとかでの購入と違って、“並行輸入”という名のだいじょうぶ?なモノになるのだ。

しかし、考えようによっては、正規代理店で買うよりも幾ばくかはお安くなるので、試しに買ってみて様子を見よう!という場合には、金銭的リスクは低くなる。

しかししかし、それが正規品であることを保証するものは、ナニもないよね…。

と、つまりはそういうことなのだ。

それを承知で、買ってみるsign02

…買ってしまったんだな、コレが…coldsweats01

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一応、スワンのマークのついた箱には入っているけど、説明書とか保証書の類はなし。

パッと見たカンジは、正規代理店で見た商品と変わらないようだけど…。
ナンと、1万円も安かったのよねcoldsweats01

円高の時代なら、海外調達でめっぽうお安くなるのも理屈に合うけど、はたしてこの円安水準で、そんなに美味しい話があるのかしら…。

しかし、まぁ、○天さんにもらったお小遣いだし…。

ということで、キラキラに目がくらんだワタシは、このピアスを付けてご飯を食べに行こうsign03と、ココロに野望を秘めているワケだが、さて、ドコに行こうかしらcatface

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Tuesday, January 07, 2014

『のぼうの城』で思い出した!

野村萬斎と握手し、その3分後、うっかり手を洗っているワタシに気付いたのは、ワタシです…coldsweats01

いや、よく言うぢゃないですか。
「もったいなくって手が洗えないわ~heart04」とか。

なので、誰しもそういうものなのかと思ってたんですけど、ジツはそういうもんでもないんですねcoldsweats01


テレビ番組表を見ていて、その萬斎主演の『のぼうの城』があるというので、つい、録画予約して見たのだが…。

画面全体からにじみ出る映像の軽さは、TBSムービーの特徴なのかしらなのかしら。。。とか思いつつも、つい、笑ってしまった。
あんましイロイロ考えないで、楽しめばいい作品なのだと思う。

もちろん、近頃の若い俳優は…なんてコトは言いっこナシ。
足袋履いた足の指先にまで神経を使うなんて、足袋を履くことなんかほとんどなくなった日本人には、それこそ無理難題というヤツなんだわ。

でも、そういうトコロが萬斎との共演だと目立ってしまうのは、仕方がないといえば仕方がない。

それよりなにより、あそこでプロに田楽を演らせるのは、はっきり言って反則だわ。
あそこまで見事に舞われると、逆にリアリティが無くなってしまう。
水責めの大波濤もリアリティnothingだったけど、いかに猿楽好きとはいえ所詮は田舎侍、プロの役者ぢゃないんだから、あんなまるっきりプロの技を見せられちゃうと、ナイナイナイ…sweat01になってしまう。

いえ、良いんですけど。
野村萬斎だから『のぼうの城』を見る気になったというワタシ的には。

と、いうことで、しばらく忘れていた萬斎サンとの握手のコトと一緒に、そういえばワタシって、そのムカシ萬斎を見に行ったハズが万作さんにfall in loveheart04で帰って来たんだったわ、とか、思い出ましたの。

ムカシのワタシって、今みたいに美味しいモノのことしか考えてなかったワケぢゃなかったのね…。

おかしいワ。
ドコで道を誤ったのかしら…think

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Friday, January 03, 2014

暦の上ではお正月、でも気分はまだ9月。。。

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世界各国津々浦々coldsweats01の当ブログをご覧くださってらっしゃる皆々さま。
明けましておめでとうございます。
今年は食べること以外にも頑張ろうsign03とココロに誓ってお正月を迎えたSAKURAKOです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


しかし…think
ワタシ的にはどうしてもまだ10月になってないくらいの時間加減なんですが…。
3ヶ月くらい、理不尽に持って行かれたキブンです。

ちなみに、1月3日午前2時46分現在、まだ一枚の年賀状も書けていませんcoldsweats02

トキノナガレガアマリニハヤスギル。。。

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