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March 2011

Thursday, March 31, 2011

そうだ!朝湯へ行こう!~奥道後温泉~

松山で朝湯と言えば、道後温泉本館を真っ先に思い浮かべるところだが、如何せん、そこはお湯が頗る熱いのだ。
なので、長湯にはちょっと向かない。
それに、最近はどうしても塩素アロマが気になるところ…。

というわけで、奥道後温泉まで出向いてみる。

ちょっと市街から外れるが、アルカリ単純硫黄泉を贅沢に“かけ流し”にしているジャングル風呂がそこにはある。

立ち寄り湯の営業は7時から。

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このジャングル風呂、そこにたどり着くまでにもなんとなくタダモノではない風情が漂っている。

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このなんともレトロな回廊の途中には、ゲームセンターあり…。

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トラさんあり…。

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延々歩いてようやっとたどり着いた番台。

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横に券売機があるので、そこで550円の入浴券を購入するのだが、JAF会員は100円割引になるので、番台でその旨を申告して450円をお支払い。

いざ!ジャングル風呂へ!

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まぁ、ナンというか、ジャングル風呂にはバナナはなっていませんcoldsweats01
十数ヶ所あるお風呂のうち、2か所ほど硫黄の香りが際立っているお湯があった。
ヌメヌメ感も頗るよろしいようで…。
うち1か所は露天。
この露店はいい。
この露天風呂だけのために450円払ってもイイカンジ。

なんとも昭和チックな温泉レジャー施設だが、そんな時代もあったのね、と、社会科見学のつもりで満喫してみるのがいいかもしれない。

お風呂でまったりした後は、奥道後温泉から道なりに山を下りて行った左手にあるカフェ子やぎのさんぽでモーニングがおススメ。

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9時からの営業なので、それに合わせて下りて来よう。

朝なのでカプチーノを注文。

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なに?このかいらしいカプチーノhappy02
親子のクマさんgood

このカプチーノ、かいらしいだけでなく美味しかったりするから、朝からご機嫌heart04

さらに、このカプチーノ550円に+100円のモーニングセットがこちら。

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他にもツナやオカラのホットサンドやフレンチトースト・ホットドッグなど、8種類ほどのメニュー有り。
サラダのドレッシングも手作りっぽい玉ねぎドレッシングで、ちょっと甘い目だが気分よくいただける。

栄養もチャージ出来たことだし、そうだ!今日は菜の花を見に行こう!

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Tuesday, March 29, 2011

ワタシ的ミヤジマ作戦(仮称)1コ終了のお知らせ。

ワタシが初めてその名前を聞いた時、ドイツの思想家の名前かと思っちゃったよ。

その後も、その“えばんげりおん”さんとはほとんど面識がないのだが、その中に日本全国停電してロボットに電気を送る“ヤシマ作戦”っちゅ~のが出てくるらしいのだな。
何故“ヤシマ”作戦なのかは…えっと、不明coldsweats01

今、みんなが節電して電力需要を抑えよう!という作戦も、そこからとって“ヤシマ作戦”と呼ばれているらしい。

では、何時もより多い目にお金を使って経済を回しましょう!という運動は、なんて呼ばれているのかしら?

これについては良く分からないので、取り敢えずワタシ的にはミヤジマ作戦(仮称)としておこう。
どうして“ミヤジマ”作戦?
だって、八艘飛び&那須与一の“ヤシマ”よりも、平家納経とか厳島神社とか紅葉まんじゅうの“ミヤジマ“の方が、いっぱいお金使ってる!ってカンジあるでしょ?
おまけに世界文化遺産だし。(←意味不明?)

で、あれだ。

ついこの間、ホームベーカリーが壊れちゃったもので、さっそく新しいホームベーカリーを買おうと思った。

というか、バゲットが焼けるティファールのホームベーカリを先日見かけて、次はあれだ!と思っていた矢先、ホームベーカリーが壊れたのだ。

しめしめ…。
ここは、ミヤジマ作戦ぢゃろうcatface

しかし、その他にもいろいろミヤジマ作戦で今月はちょっとよ~買い切らん。。。
来月になるかしら。。。

そう思って2週間ぐらい過ごしたところ、あれだ。

ふと、思い当ったコトがあった。

そういえば、2回続けてパンが焼けなかった時に使った粉は、ホームベーカリー用にブレンドされた北海道産小麦ではなく、ここいらの地粉ぢゃなかったっけ?
パンを作るのに最適!とか書かれてあったが、それって手でコネコネするパン専用?

ものは試しで、いつもの粉で焼いてみると…。

ちゃんと焼けるぢゃん。。。

いくらミヤジマ作戦実施中といえど、ちゃんとパンの焼けるホームベーカリーは新しく出来ないわんweep

ということで、ホームベーカリーのミヤジマ作戦は、ここに終了が宣告されたのだった。。。
次はナンにしようかしら。。。

今回、直接被害に遭わなかった皆さん、ミヤジマ作戦がんばってますか?

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Monday, March 28, 2011

肉味噌風味のまぜまぜご飯

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本日のまぜまぜご飯、いつもとちょっと違う。

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コチュジャンだけでなく、肉味噌も一緒にまぜまぜするのだ。

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味が深くなって、美味しい。
花園では、これからこの肉味噌まぜまぜご飯が定番になりそう。

この肉味噌、熱したサラダ油に唐辛子を入れて辛みを出し、そこへ牛ミンチと玉ねぎ&椎茸のみじん切りを入れて炒め、お味噌と酒・砂糖を投入、おろしにんにくを加えたら、仕上げにちょろんと醤油を落とす。
醤油を落としたのは、使ったみそが麦の田舎味噌だったので、ちょろんと風味付けに。

茹でたお野菜でもスライスオニオンにも、そのままご飯にヌリヌリしても美味しい肉味噌happy02
いつも冷蔵庫の片隅に…catface

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Thursday, March 24, 2011

ここいらのなんちゃってロティ・ボーイ

ホームベーカリーが壊れたsign01

しくしく…。

というわけで、久しぶりにここいらのパン屋さんに行った。

そこは“塩パン”なるものをスペシャリテとするパン屋さん。
もっちり生地に塩バターを挟みこんで、しっかり塩味脂味が身上。

その隣に新製品、その名もロティ!

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「韓国で大人気!」とか書いてあるところを見ると、韓国にも出店しているシンガポールに本社があって、マレーシアに工場があるらしいロティ・ボーイというパン屋さんチェーンの人気商品のパクリであるモヨウ。

中にバターを入れて上にコーヒー味のクリームをモンブラン条に絞って焼くらしいそのロティ・ボーイ。
ジツは、まだ一度も食べたことが無い。
日本人観光客にも人気らしいのだが、韓国行ったらパン食べなくても食べるものいっぱいあるし…と、つい、避けていたのだが、ここでつい、買ってしまう。

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かなりふわふわ、軽い口当たりで、お昼ご飯を食べたばっかりでもつい、まるまる1個食べちゃったが、あれだ。

塩脂味と表面のカリカリコーヒー味は、一瞬意外だけど面白い組み合わせの後を引くカンジ。
でも、1個食べ終わる頃になると、やっぱりジャンクな味感が強まって来る。
たま~に食べる分にはいいけど、毎日は食べられないパンかな。

とか思いつつ、次回の韓国では1コくらい話の種に買ってみてもいいかも?という気にはなったかも。

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「未曽有」の意味

今日は朝からキブンが悪かった。
政府(文科省?)が福島第一原子力発電所における今回の事故は、隕石が降って来たとかいうような「異常に巨大な天災」ではないので、東電が全額保証するのがスジ、みたいな見解を示したらしいのだ。

そりゃ、ナントカ法で「異常に巨大な天災」が原因なら賠償は国の責任でやらんならんことになってるけど、今回のんは法律作った時に想定していた隕石が降って来たわけちゃうし、言うとったら国は最低限出しただけで済むもんね。

でも、ね。
「未曽有」って書いて、“未だかつて有らず”って読むんだよ?
今まで起こったことがないような天災だから、枕詞に「未曽有」の文字が躍ってるんでしょ?
初めて体験したような天災に臨んで、想定していた安全対策が全く機能しない状態を「想定外」って言ってたんぢゃなかったの?

つまり、よ。

隕石は想定出来てたけど、今回のような大規模な地震と津波は想定出来ていませんでした、ってコトぢゃないの?
ってことは、ウルトラ「異常に巨大な天災」なんぢゃないのかしら?

日本語は正しく使いましょう!

それともあれかしら。
隕石と書いて“アンゴルモアの大王”(覚えてる?)と読むとか?

人類滅亡のお知らせがあったら国が面倒見ましょう!って、どんな国やねん…shock


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Monday, March 21, 2011

安全印ニッポンブランドの岐路

この牛乳を毎日飲んでも一年間の放射線の摂取量はCT1回分です。

母乳は大丈夫なんか?

心配事はイロイロあるが、明日までに対応を決めると言ったこの基準値を越えた放射能が検出される食品の扱い一つで、日本の食品に対する安心と信頼が保てるかもしれないし、損なわれてしまうかもしれない。

大きな分かれ道。

牛乳だけでCT1回分ということは、その他の肉や野菜やイロイロ口に入る者全部合わせたら何回分?

そんなオソロシイこと考えたくないかもしれないけど、その恐れがある食品を喜んで買う人がいるかというと、絶対にいない。

この辺りも以前●●電力曰く“ちょろんとした事故”で、特産のみかんが全然売れなくなったことがある。

そのみかん、ワタシは食べなくても良いから。

そう思うヒトが10人中5人いたら、それだけで売上半分以下だ。
だって、食べるヒトだっていつもより数が減るかもしれないでしょ?

しかも、今回はこれだけ世界中から注目されている上に、何時終息するとも分からない。
どんなに微弱と言われていても、その蓄積を考えたら怖くないと言えばウソになる。

自分が口にいれたくないものを人にナンか売れない。
ましてや、外国で売れるワケがない。

今まで日本の農産物は、安心・安全を売りに海外市場を開拓して来た。
これからますますの発展が見込まれる分野。

しかし、周辺諸外国はやや過剰反応気味。

そんな時、少々基準値を越えてたって大丈夫!なんてことを軽々しく言ってしまったら、それこそニッポンブランドを潰すことにもなりかねない。
そもそも、基準ってナンね?ということにもなりかねない。

重金属に汚染されたホウレンソウと放射能に汚染されたホウレンソウ、どっちにします?
一応、どっちもちょろんと食べた位ぢゃ直ぐには効きませんヨ。

国内市場では通用しても、海外市場ぢゃムリやろう…。

やっぱり、基準値を越えたら売っちゃいかんよ。
基準値を越えるものを厳しく流通させなかったら、流通しているモノは安心して買って大丈夫ってコトになる。
そこんとこきちんと検査いていることをアピールすることによって、改めて日本の厳しい食品管理に対する信頼が得られれば、海外の農産物市場におけるニッポンブランドは、確かに一時的には厳しい状況に置かれるかもしれないが、将来的なプラスは多いはず。

もちろん、検査を厳しくするだけでなく、放射能が検出された農産物に対する補償や汚染を除去するための支援も必要。
そこがきちんとしていないと、抜け売りが横行するのは世の慣い。
市場調査でバンバン基準値超える放射能が検出されたら、それこそ安心・安全神話終了のお知らせになってしまう。

無用な不安をあおらないことももちろん大切だが、その不安が無用であるということを天下万民が御尤も!と納得するような施策として打ち出してもらいたいモノです。

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Saturday, March 19, 2011

殿様の小姓が見た明治維新~山口市歴史民俗資料館~

ジツは今、山口にいます。
西日本の経済を回すのに、微々たる力を尽くすべく、出稼ぎに来ておりますのsmile

で、たまたま先日お日記した殿様にかかわる展示があったので、見てきました。

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ストーリーは極めて通説的な理解の上に組み立てられていますが、主人公が殿様のお小姓ですから、奇しくも関ヶ原以来の危機に「そーせい侯」と呼ばれた殿様が、如何にリーダーシップを発揮していたのかを逆照射しています。

お小姓は、殿様の人となりについて、奇行がなかったとか、贅沢をしなかったとか、仁心にあふれていたとか語っていたようですが、馬乗りの家の者が落馬したというので、その家を取り潰したという厳しい一面のあったことも紹介されています。

そういえばこの殿様、御本を重ねて積んでおくのに、下から大きい順にきれいに重ねるということがなかったらしいのです。

なので、お小姓が見栄えがいいように積みなおしておくと、やっぱり同じように積みなおしてしまうらしいのです。

で、殿様いわく「内容の軽重を考えず、軽佻な本を上に持って来るのはよろしくない、そこんとこ、君たちも考えなさいね」と。

なんかこう、お仕えしにくそうな殿様…?

しかし、そういう殿様だからこそ、何時如何なるときにも泰然として取り乱すことなく、家臣の皆さんに安心感を与えていたのかも?

なかなか、面白い展示でした。
詳しくは、会場へお運びの上ご観覧くださいsmile


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耕せ西日本!がんばろう西日本!

地震・津波による被害、その後の避難生活の困難、加えて福島第一原子力発電所の目を覆いたくなる惨状に、今、その只中でじっと耐えていらっしゃる方々のことを思うと、だだ、涙・涙・涙。。。

でも、それではダメだ。
今、動きたくても動けない皆さんに代わって、被害のなかった西日本の皆さんが頑張らないといけない。

泣きながらお金をまわそう!
金は天下の回りモノ。
お財布の中身は心細くても、景気良くお金を回せば、それは何倍にもなって将来のこの国を支えてくれるはず。

送別会とか歓迎会とか、自粛してしゅん…となってるバヤイではない。
工場もフル稼働だ。

そして、何より大切なこと。
日本の食の安心と安全を守るために、西日本を耕そう!
休耕田なんていってるバヤイではない。

そう、放射能汚染の悪夢が現実になってしまった今、しかもそれが長期化しそうな今、東日本のヒトにも安心してお米を食べてもらえるように、西日本でしっかりお米を作らなくっちゃ!

今ならまだ間に合う。
必死で掘り起こして耕して、水を引いて田植えをしよう!
お米が作れなくなりそうなトコロの農家さんにも手伝ってもらって、みんなで力を合わせていっぱい作ろう!

法律の壁が邪魔をしても、そんな時の伝家の宝刀こそが政治判断というヤツだ。


野菜だって、一日では育たない。
耕せなくなった畑にもう一度野菜を植えて、東日本に野菜を回そう!
畑が使えなくなってしまった農家さんにも手伝ってもらって、カロチンビタミンたっぷり作ろう!

ムカシ、学校の運動場にイモを植えたことを思い出して、みんなで作って育てなくっちゃ。

隣の国から買えばいい?

いやいや、外にお金を回すより、自分の国でお金を回そう!

耕せ西日本!
がんばろう西日本!

東日本の人たちが、ほんのちょっとでも力を抜けるように、頑張りすぎて頑張れなくならないように、今は西日本が頑張らなくっちゃ。

そう思うんだけど…。

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Thursday, March 17, 2011

君主の器

最近、何かっちゃ引き合いに出されている明治維新だが、歴史としてではなく歴史観から作り上げられた妄想が先行しているようなイメージで語られていることが多い。

坂本龍馬や高杉晋作をヒーローにするのも、ありかもしれない。
でもそれは、お話の世界での話。

この国のシステムは、当時から彼らが活躍しただけで動かせるような、そんな単純なものではなかった。
高度に官僚化され秩序化された、洗練したシステムを構築していた。

そのトップに座るのが、選挙によって選ばれた首長ではなく、世襲の殿様であるというところは大きく違っているのだが。

しかし、この殿様は、小さい時から徹底的に“君主とは如何にあるべきか”という教育を受けている。
組織としての合意を重んじ家臣と民衆を気遣う立派な殿様を演出するための様々な秘技を体得させられる。
財政が厳しい状況下に育てられた殿様の中には、徹底的に倹約意識を叩き込まれて晩酌すら出来ないカラダにされてしまったヒトもいるほどだ。

時に、臣下が望む“殿様イメージ”から逸脱する型破りな殿様も出てくる。
そういう殿様は、領内に様々な問題を惹起し、時に内紛までも招きながら、結果として後世に“名君”の名を残すこともある。
やりすぎて、家臣によって座敷牢に閉じ込められることもある。

逆に、「そーせい侯」などと呼ばれ、家中の諸政治勢力から崇められた殿様もいる。

暗愚な殿様の代名詞ともなっているこの「そーせい侯」、実はワタシはその殿様を、幕末維新期において最も君主としての資質を備えた殿様だったのではないか、と思っている。

藩内の重要案件は、財務・行政・教育等々、種々の現場で実務を担いつつ昇進してそのポストに就いた、有能な官僚集団が起案する。
次にそれを家老集団が評議するのだが、必要であれば起案者にその同僚も交えた会議が召集され、世襲の家老集団をサポートする。
そこで、“これでいきましょう!”ということになると、政策担当の家老が殿様に“裁許”を求める。

「そーせい侯」と呼ばれるからにはその殿様、「そーせい」と仰せになる確率が非常に高かった。
このような「そーせい侯」の政治姿勢は、後に中・下級武士が好きに藩政を牛耳っていたかのような評価を同藩に定着させているが、実はこの殿様、藩政の改革と国政に燃える熱き心を秘めていたことが、最近なんとなく分かって来た。

「そーせい侯」も、納得できないことについては、“もう少し考えてみよ”と、差し戻すこともあった。
時に家老ばかりでなく官僚までも集めて目の前で「会議」をさせることもあった。
「これは預かっておく」と、結局握りつぶしたこともあった。
藩政を優先するために毎年の江戸参りを今回はお休みする!とか言い出して、道理の分かった家老にお目玉くらったこともある。
江戸城で老中相手に膝詰談判をやってのけたことだってある。
もっともこの時家臣の皆さんは、他藩からの問い合わせにびっくらこいて、「うちの殿様がそんな大それたことをなさるとは思えませんが…」と答えていたが…。

当時子ども手当なんてものはなかったが、民心操作が必要なときには、この殿様のお手元銀、つまり殿様のお小遣いを財源としてばらまき政策が採られた。
リスクを伴うベンチャーな産業を興したいと願い出る家臣がいれば、藩費ではなく殿様のお小遣いからポーンと費用を出すことにして、「そーせい」となった。

なんて豪気な殿様。

しかし、こんなエピソードもある。
ある参勤交代の途中、殿様は珍しい屏風を見せてもらった。
相手も売りたそうだったし、殿様も気に入ったみたいだったのだが、殿様は何にも言わずにその場を立った。

「どうしてお買い上げにならなかったのですか?」
「どうしてわしの道楽に10両の大金が使えようか。」

この殿様、実はケチ?
なんでも、日頃から質素な食事に晩酌もお代りもせず、木綿の着物でつつましく暮らしていたらしいし。

しかしそのケチな殿様、時に盛大な宴会を催して家老や官僚たちをねぎらったという。

中には泥酔して、政治方針の不満を殿様に向かって暴言でもって吐くものもいたらしいが、おぼっちゃま出身のお行儀のいい家老衆は顔面蒼白だったらしいが、殿様は特に気に留める風もなく、「酔いが醒めれば分かるぢゃろう」とか言ってたそうだ。
もちろん、そんな時にも殿様自身は飲まなかったそうだ。

こういう殿様だから、藩内が割れて内乱状態になっても、どちらの勢力もこの殿様をいただくことに異を唱えたりすることはなかった。
外国船にケンカを売ってこっぴどい目にもあったけど、日本中を敵に回して戦争なんかすることにもなったけど、この殿様を頂いて、上から下までが一丸となって戦った。

いろいろな条件が重なったとはいえ、この藩は勝った。
そして、そこから明治維新への動きが加速する。

この殿様の名を毛利敬親、その藩の名を長州藩という。

君主の器は、危機の時にどれだけ人を動かすことが出来るかで量るべきだ。
パフォーマンスだけでは、人は決して動かない。

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Tuesday, March 15, 2011

がんばれ!お父さんたち

物心付いた頃から、山の向こうには原子力発電所があった。
トモダチのお父さんたちは、そこで働いていた。

学校からみんなでPR館に出かけて行き、原発が出来るまでの道のりやその仕組み、安全性についての映画を見たり、模型の原子炉に制御棒を入れたり出したりして遊んだ。

トモダチのお父さんに引率されて発電所内に遊びに行き、ヘルメットかぶっておっきなタービンをながめたこともある。

そこで働いてるお父さんたちは、みんな誇らしそうだった。


でも、ね。

不安がなかったわけではない。
時々ニュースになるようなアクシデントもあったし、米軍ヘリが原発のすぐ近くに墜落したこともある。
それに、いつの頃からかこの辺りは白血病が風土病と言われるお土地柄になっている。

「いろいろご心配いただくことももありますが、この原子炉を覆っているコンクリートの壁は、放射能をしっかり遮断します。ヘリが衝突したくらいではびくともしませんから!」

PR館で大丈夫なの?と質問するこましゃっくれたガキンチョに、やさしそうな若いお父さんが答えてくれた。


そのコンクリートの壁が、いともあっけなく一瞬にして吹き飛んだ。

ありえへん…。
いったい、そこでどんな恐ろしいことが何が起こっているのか。


とある料理屋さんでたまたま一緒になった、原発推進派の議員さんとの押し問答を思い出す。


「原発は絶対に安心です。絶対に爆発なんかしませんから。」

「でも、チェルノブイリはあんなになったぢゃないですか。」

「日本の原発はチェルノブイリ型とは違います。絶対にあんな事故は起こりません。」

「でも、絶対なんてありえないでしょう? 大地震とか来るかもしれないし。」

「それでも絶対大丈夫なんです! そうでなければ造りません。」


今回の政府対応を見ていて、政治家という人種は想定外の事態というのが全く想定できないという特徴があるのではないかと感じている。
件の議員さんも然り、である。
そして、無意識のうちに想定内の回答を求めて、現場にもそれを要請しているのではないのか?

「揺れましても飛行の安全性には全く影響はございませんのでご安心ください。」

そんな機内アナウンスを繰り返しているような会見。
現実を厳しく見る勇気がないのではないか?

想定外というか、未曽有の大災害に遭遇ているのだ。
人類の英知が原子力発電所を作り出して以来、初めて遭遇している危機なのだ。
現場は、今まで経験したことのない災害に、勇気を奮い立たせて立ち向かわないといけないのだ。

そのこと、わかってる?

そりゃ東電の記者会見も、わけの分かったような分からんような、そんな生ぬるいものだったさ。

でも、ね。

そこに優秀な技術者連れてきて数値がどうのと説明させるよりも、そういう人にはもっと別のお仕事をしてもらうべきだ。
それこそ、記者対応なんて経営サイドに任せておいて、現場をサポートするようなお仕事をしてもらわんとたまったもんぢゃない。

なので、原子炉の構造とか放射線の話とか全く関係のないお仕事してる人がしどろもどろになって状況説明することになったとしても、それは致し方のないことではなかろうか。

いや、目から鼻へ抜けたような事務方のおねぇさんに出て来てもらって、はっきりきっぱり説明してもらってもいいのだが…。

首相の言動についてもいろいろと記事が出ている。
もし、本当にそんなことを言ったのだとしたら、サイテーな指揮官よね。。。という発言も載っていた。
現状を正しく認識できず、ただ死んでも帰ってくるなと命じた一昔前のどっかの国の司令部のようだと思った。

でも、ね。

今はそんなことを言ってる時ではないはず。

勇気をもって現実をシビアに直視し、覚悟を決めないといけない。
そして、今まさに最前線で作業をしている方々に、心からの感謝とエールを送るべきなのではないのか?
さらに、被害を最低限に食い止めるための対策をしっかりやるべき。
それは、発電所内部においても周辺住民についても同じはず。

状況が悪いことは誰の目にも明らかだ。
誰かがそれに敢然と立ち向かってくれている。
トモダチのお父さんみたいな人たちが、必死で頑張ってくれているはず。

ありがとう、お父さんたち。
もうすこし頑張ってください。
家族のために、この国のために。。。

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祈ってます。。。

花園山を越えると、そこには原子力発電所があります。
一号機は、もうそろそろ引退していてもおかしくないお年頃なのですが、今も老体に鞭打たれて電気を作り続けています。

だからこそ、どうしても、福島第一原発の事故を、なんとかここで喰いとめて欲しいと思います。

そりゃ、東京電力さんには「日本が沈まん限り安心やろ!」ということで、ワタシの老後の資金をそっくり投資したもんで、それがメルトダウンしそうな今の状況に胃が痛くなっているのも事実ではありますが、でも、でも、でも、そのお金はもう東京電力さんに差し上げていいですから、なんとかしてここを持ちこたえてください。

もちろん、ワタシの投資した額なんて、吹けば飛んで行きそうなくらいだが、それでも、ワタシの老後のための大事な資金だったのだ。

でも、でも、でも、付近の住民の皆さんがどれほどの不安を抱えて眠れない夜を迎えているかと思うと、花園山の向こうで今にも大事が起こっていそうな気がして来て、胸が閊えて熱くなる…。

原発以外でも評価を下げまくって袋叩き状態の東電だが、でも、現場にいるヒトたちはホントに殉職覚悟で今作業をしていらっしゃると思う。

その方たちにお願いします。

此処はナンとしてもこらえてください!
最悪の事態だけは、なんとしても回避してください。

そして、それほどまで深刻ではない状態で、ご家族のもとに帰って来れますように…。

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Sunday, March 13, 2011

となりの国のマイクロブログ

この度の震災で被災された全ての皆さまに、お見舞い申し上げます。
また、お亡くなりになった方々には、心からのお悔やみを申し上げます。

遠くから見ているだけでも、相当辛いです。
現場の方はいかばかりかと、心が痛みます。

ワタシには取り敢えず今は節電くらいしか出来る協力がありませんが、一枚余分に着てエアコン付けるのガマンしてます。
出来ることからはじめて、出来ないことにも全力を尽くして、みんなで乗り越えて行かんと、です。fuji


さて、ジツはワタシ、今ウワサの微博―マイクロブログ―のアカウントを持っている。
となりの国のなんちゃってツイッターみたいなものだが、今回の日本の地震関連もかなり話題になっている。
中には青海地震の時に「募金なんかするんぢゃなかったぜannoy」と思うつぶやきもあれば、「情けはヒトのためならず~crying」と思うものも。

で、中には国内では手に入らない情報がいっぱい書き込まれている。
なんかね、人気漫画作家とか人気アニメの原作者とかが何人も行方不明になっていたり、海辺でアイドルが殉職していたりしたらしいよ。
原発も爆発して、汚染物質が中国大陸にまで到達してるらしい。
さらに、今日の午後には新燃岳も大噴火したらしい。

もう、まったくこんなデマばっかり…。
新燃岳なんて、ご丁寧に噴火しているところの画像まで添えてある。
誰?こんな手の込んだイタヅラするのpout

でも、なんとなく気になったので、検索してみた。

え?また噴火したの?
ホントに?

…ホントに噴火しとった。。。shock
宮崎日日新聞のWeb版にこっそり?載せてあった。
中規模らしいけど…。

テレビは朝から晩まで〈東日本大震災〉のニュースばっか。
他には何事も無くすんでるのかと思えば、千葉では鳥インフルも出ていた。

辛いね。

そんな中、件のマイクロブログの中に見つけたちょっとほんわかする一枚。

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今回の地震のものではないのだが、日本人は災害の時にも犬猫を大事にすることを紹介、さらに救助員と飼い主さんの会話もちゃんと中国語訳して載せてあった。

助けてあげたい、被災地のペットたち。

ヘリからの映像で、校舎の屋上に犬を連れて避難してるヒトが2人程映っていた。
2匹ともとってもおりこうさんにしていた。
ヒトが食べるモノも足りないのに、口のあるものを連れて来るなんて!と思うヒトもいらっしゃるかもしれないが、でも、大切な家族なんです。

災害に備えて、非常持ち出し袋の中にお幸ちゃまのカリカリも入れておかなくっちゃ!

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Saturday, March 12, 2011

晩ご飯を食べながら。

「今晩は、ご飯食べられないヒトがいっぱいおるんやろうね…。」

しんみりとする食卓。

昨夜、明日の晩ご飯は食べられないかも…と考えながら、晩ご飯を食べた人なんていなかったハズなのに・・・。

このやるせなさは、なかなか言葉に出来ません。

少しでも多くの方々に、せめて、「この国は、まだまだ捨てたモンぢゃない」と希望を持っていただけるような、そんなバックアップが出来るよう、ワタシたちが頑張らんといかんね。

しかし…せんない。。。crying

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Monday, March 07, 2011

牡蠣のまぜまぜご飯

保険までかけて食べに行った牡蠣の季節もそろそろ終わり…。
今のうちに食いだめしておかなくっちゃ!

ということで、昆布出汁で牡蠣ご飯を炊く。

1

これに、たっぷりナムルをのっけて…。

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ごま油を垂らしてまぜまぜ。

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牡蠣のうま味がご飯にも浸み込んでて、美味しいのだcatface

今日は、定番の大根、人参、椎茸、三つ葉に卵焼きの外にも、ごま油でさっと炒めてお醤油とにんにくで味付けしたレンコンや、季節のお野菜セリも入っている。

いや~、韓国旅行のコトを考えてると、何故かまぜまぜご飯が食べたくなるわぁ~。

でも、ジツはワタシ、未だ韓国でまぜまぜご飯の専門店というトコロに行ったことが無い。
一度是非とも行ってみたいと思っているまぜまぜご飯屋さんがあるのだが、そこはソウルからバスに乗って片道3時間くらいかかるらしいのだ。

ココからだって、一時間半でソウルに着くのに…。

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