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Friday, February 12, 2010

蔵宿いろは(広島県)~食事編~

お部屋でお食事プランとか、ふぐづくしプランとかもありますが、ナンと行っても割引額に目がくらんだ初めての冬だから…プランでございますので、お食事は1階のお食事処。

…といっても、そこはちょっとライブラリーチックで凡そ普通にお食事処と聞いて連想するのとは違った空間。

Dsc01586

そろそろ時間だってのでエレベータで1階に行くと、そこには仲居さんが待ち受けていて、夕食場所まで案内してくれる。
途中、段差のある所では必ず「お気を付け下さい」の一言が入る。
お食事処担当のおねぇさんもお出迎え。
この旅館、ヒトはみな親切で、心遣いが行き届いていてカンジがいい。

~夕食~

すみません、誰も飲みません…coldsweats01で、ほうじ茶を用意してもらい、夕食の始まり始まり…。

Dsc01546宮島牡蠣の絹紙巻

ライスペーパーに芽葱やら針生姜やらと一緒に蒸してあるのか炊いてあるのか…の牡蠣を巻き、トマトとタバスコのソースでいただく。
いや、牡蠣はおやつの牡蠣屋の印象があまりに強すぎて…。
今一つジューシーさに欠けるカンジがするが、一生懸命考えた先附よね。

Dsc01552かぶらと鮗の合せまぜ・浅蜊の海胆菜種焼・帆立貝のタルタル・公魚の南蛮漬け・蓬ふの白和え・おちょぼ大根西京漬・蕗の薹から煮

かぶらがかなりのインパクトを添えている前菜。
どれも丁寧に仕事をしている。
こってり濃厚な浅蜊の海胆菜種焼きがけっこうハマる味。
あれかしら、これって、ウニマヨネーズソース焼きってことかしら。
卵と菜種油でマヨネーズで、それにウニを混ぜてるカンジ。
なますや南蛮はしっかり砂糖が効いていて、京都の超絶酸っぱい(笑)酢の物系に慣れているとちとびっくりするが、田舎くさいほど甘いわけでもなく、食べやすい味。

Dsc01556春まち・下萌白魚・雪割草の清水仕立て

醤油を使わず塩で味を付けているので清水仕立て。
白魚やらは寄せて一端蒸してからお出汁をはっている。
醤油の風味で誤魔化せないだけに、お出汁の味に自信がないと出せない料理。

Dsc01567造り盛り合わせ

国産岩茸を甘く炊いたものが添えてあった。
これは、ここまで甘くない方が好みです…(笑)
白身の魚は塩で、と、塩が添えてあったのだが、ワタシ的にはもっとキトキトのお魚が好みデス(笑)
鰆はもともと柔らかい魚なので、美味しくいただいた。
はまぐりは…やっぱり甘いかな。

Dsc01575ぶり大根

ぶり大根が土鍋に入ってどうなるのかしら…と思っていたら、ちょっと甘いめの吸い地で炊いた大根は中心が繰り抜かれていていて、その中に白みその田楽味噌が詰めてある。
その上にぶりの照り焼きを置き、吸い地をはって鍋仕立て。
テーブルの上で火を付けて温めてからいただくのだが、温まり加減はちょっと微妙(笑)
これは、絶対厨房から熱熱を持って来た方が美味しいと思う。
なんというか、こういうテーブルの上での演出が定番になっていて、それがないといけないことになってるんぢゃないかしら。
でも、これだけ手をかけた料理なんだから、最後の仕上げで“こうぢゃなくてもいいよね”なカンジになるのはもったいないと思います、ワタシ。
な、カンジ。

Dsc01583和牛の牡蠣醤油焼

このお皿は、味より何よりとにかく“みやじまだ~!!!”と、その風景に心踊った作品。
海があって松があって鳥居があって島があるのだ。
使いようによってはオソロしく安っぽくなりそうなお皿が、ちょっとワクワクするような絵になっているのだ。
このお皿、楽しいわ。
付け合わせも、ちょっと冷め気味だったのが残念だったが、美味しかった。
広島牛は…ソースが、というより肉の味があんまりよろしくない。
それと、お絵かきしている間にすっかり冷めちゃったカンジ。
…写真を撮っていたせいかもcoldsweats01

Dsc01592かきの殻やき

気の毒だが、牡蠣屋の牡蠣がどれだけ素晴らしかったのかを再確認させてしまった一皿。
これはしゃーない。
牡蠣屋がわるい(笑)

Dsc01600早ほり筍の炊き込みごはん

早堀の筍らしい、やさしい香りと甘み、そして柔らかいけどシャキシャキした歯ごたえがよろしゅうございます。
ご飯はすこうし甘い加減だが、それも悪くはない。
お漬物は、京都の漬物屋さんの味がした。

Dsc01610人参のチーズケーキ

甘さ控えめでやさしい味のチーズケーキ。
後にもたれず宜しゅうございました。

ということで、アレだ。
ここの料理は丁寧に作ってある料理だと思う。
一つ一つ、料理を考えている。
こういう手と暇をかけた料理は大好きだ。
が、その反面“感動”するような美味しさがあるかというと、そうでもないのだ、これが。
これは、料理の腕の問題というよりは、使っている材料に拠るところが大きいと思う。
もっと良い魚、もっといい肉を使えば、もっともっと美味しい料理になるはず。

しかし、アレだ。
タダでさえ1人10000円以上の割引き大特価プランなのだ。
原価率無視したお大名な料理を出せと言う方が間違ってるってゆ~もんよ(笑)
宿泊料金とのバランスを考えたら、よくがんばっていると言うべきでしょう。

ちなみにここはふぐコースとか、料理をグレードアップするプランもあるので、グレードアップしてみてもそんなにがっかりすることはないかな、と。。。
いえ、食べたことないので確くたることは申せませんが…coldsweats01

~朝食~

朝食もきちんと手をかけた朝ごはん。

Dsc01629

旅館で、朝の干物にまで串を打って焼いていたところは、ワタシの乏しい経験のなかではココが始めてざんす。
お釜での炊き立てご飯も美味しくいただきました。

Dsc01626

これまた出来たてのお豆腐も、これまた“塩”で食べさせようという魂胆らしかったが、豆乳にお醤油ってやっぱり最強コンビだと思うのよね。
やっぱり、マメ同士だからかしら。

出汁巻きにはちと不満がある。
ちっちぇ~!!!
せめてこの倍の大きさは欲しいところ(笑)

よくある味付け海苔ではなく、海苔の佃煮が付いてたところもワタシ的には評価高し。
おみそ汁の具が昨夜とかぶる気もしたが、それはまぁ、ご愛嬌(笑)

朝からしっかりいただきました。
後は、11時のチェックアウトまで、二度寝したりお風呂入ったりでのんびりと…。

ちなみにこのお食事処からは大鳥居が良く見える。
ランチやカフェの利用も出来るらしい。

総括。
4人1部屋で1人19320円(税込)という値段を考えたら、施設・食事面では値段相応に満足のいく旅館であると言えよう。
これが29400円になると、料理の素材のグレードアップがないとイヤかな、と。
お部屋に露天風呂があるわけでもないし(笑)
しかし、それとは別に、ここは一部屋当りにかけてる人件費がけっこう多い気がする。
それを考慮すると、今回の19320円は結構お値打ちだったんぢゃないかしら…。

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Comments

うーむ、今ならリーズナブル。正規の¥29400はかなりのレベルを要求されそうです。¥23000までなら今のにちいとプラスでもいけそう。かな。

Posted by: まさ | Saturday, February 13, 2010 at 21:01

まさにそんなトコロだと思います。
が、ワタシだったら23000円のところを22500円にするかな(笑)
29400円というのは、やっぱりそれだけ要求が高くなりますよね。
お部屋に露天風呂でも付いてたら、まぁ、あり得んことはないかも…ですけど(笑)

Posted by: SAKURAKO | Saturday, February 13, 2010 at 21:26

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