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Wednesday, July 09, 2008

楊貴館~アニバーサリー?な夜~

ココのトコロ毎年通っているお目当ての某お寺さんの蓮がいま一つまだ咲いていないということで、急遽催行が決定した品蓮ツアー。
お出かけした先は土井が浜弥生パーク。

さて、お泊まりは何処にしようかしら…で考えた末、4月にもお泊りした楊貴館ならハズレがないのではないか、ということで、目的地から19キロの地点に立つ楊貴館に決定。
前回は朝凪の棟和洋室でお食事は楊貴妃スタンダードというリーズナブルコースだったのだが、今回はアニバーサリーフロアの展望ジャグジー付ツインにしてみる。
ここだとお食事が楊貴妃プレミアムというちっといいコースになるのだ。

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そう、ワタシは、このちっといいコースという食事を、とっても楽しみにしていたのだ。
前回の印象では、これは!という特別美味しいものもないかわりにまずいものもない、そこそこ料理に気を使っているなぁ~という印象だった。
…だったのだ。。。

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前菜とお造り(2人前)は、前回の楊貴妃スタンダードとほぼ同じ。
クジラのベーコンは珍味だ。
珍味だが・・・なんとなく表面の脂が溶けてそれが干からびたような風情になっている。
…何故?
前回食べたクジラのベーコンとは、まるで味が違う。
とにかく、鮮度というものが吸い取られてそろそろそこはかとなく“にほひぬるかな…”なカンジ。
それを雄弁に物語ってくれるのが、この4回は使い回しされてんぢゃないの?と思わせるようなラディッシュのなれの果て。

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ええ、まさにこんなカンジの味になっていましたとも!
いえ、このラディッシュはサスガのワタシでもいただけませんでしたが…。

お造りは冷えすぎて身が縮んでいた。

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冷製かぼちゃのスープと冬瓜の煮物。
スープはちゃんとトリガラと野菜で出汁を取っています、という味だが、如何せんクリームの味が良くない。
なんとなく口の中に膜がはっていく感じで後味がいま一つ。
あと、かぼちゃは狙ってか否かは分からないが、かなりザラザラ仕上げだった。

冬瓜は、中にカニの足が入っていて銀餡がはられ、さらに冷蔵庫で長時間冷蔵してあるカンジ。
餡が昨日の葛饅頭の皮のようになっている。
味は悪くないので、もう少し冷えすぎでない状態でいただきたかった一品。

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中華風甘辛酢ソースのステーキ。
かなり焼き込んである。

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ホタテ貝柱を軽~く粉を打ってムニエルにして、やっぱり中華風辛酢ソースで。
ワタシはホタテという食材がそれほど好きな方ではないのだが、食べなくていいワケでもないカンジ。

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丸ナスの上によっくよ~っく焼いた魚のソテーが載って、中華風甘辛酢ソースに生クリームを合わせてある。
ナスは好きなのだが、お魚は既に硬い域に達していて、しかもソースがあんましワタシ好みではない。

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わかめそばにトウモロコシ入りの茶わん蒸し。
わかめそばは実に初めての食感で、芽こぶみたいな粘りをそこはかとなく感じる。
美味しいと思うか思わないかは好みの問題だろうが、意外性がGoo!
茶わん蒸しは…好きなのだ。
好きなのだが、このトウモロコシが旬の時期に敢えてトウモロコシだけを入れた茶わん蒸しを出すのに、そのトウモロコシが缶詰だというのはどうしたもんだろう。
だったら、トウモロコシなんて入れなくっていいのに…。
その缶詰臭に卵が汚染されているような気がしながらも、それでも卵のところだけ食べる。
だから、茶わん蒸しは好きなのだ(笑)

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ご飯は手毬寿司とあさりのお味噌汁。
この辺りに来ると、もうどうでも良くなっているワタシが悲しい。
この手毬寿司、中に柚子胡椒を入れて握っているのだが、もはや食指が…。
特に生ハムののっかっているヤツがちょっとご遠慮気分を盛り立てる。
お味噌汁は、なかのアサリが既に出汁がらとなり果てていた…。

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デザートは、ロビーの喫茶店で400円で売られていたY村シェフ手作りケーキ。
これをほうじ茶だけで食べるのは、はっきり言って、ちょっと苦しい。
てか、はっきり言ってこれって手抜きなんぢゃないの?

前回それほど悪い印象がなかっただけに、今回の食事内容は腑に落ちない料理が多すぎ!というカンジ。
この楊貴館、お湯はヌメヌメで好きなのだが…。

こんだけ悪態をつきながら食事したせいでバチがあたったのか、この夜酷い頭痛に見舞われた。
ええもう、横になっていてもガンガンthunderガンガンthunderで、頭の中の血管が詰まったか、それともデキモノでも出来てるんぢゃないかと思う程。
寝たら治るかと思ってちょっと寝てみたのだがどーにもこーにもシンボー出来ない!

「夜分にすみません…。
頭痛薬、分けてもらえます?」

フロント9番に電話したのが0時23分だった。

「4錠一度にお飲み下さい。」

聞いたことのない名前の頭痛薬を届けてくれたお兄さんが、そう言った。
なので、フツーは2錠ってのが多いよね~とか言いながら、その頭痛薬を飲む。
なかなか効かない…。
効かないうちに眠ったらしく、気がつけば朝になっていた。

「どう?」

「なんか、胃にスゴく効いてる気がします…。」

少々胃に不快感があったが、幸いなことに頭痛は治まっていた。
食事が少々手抜きでも、夜中に薬を届けてくれる旅館は良い旅館だ、と思う。

帰り際、チェックアウトの時にも、昨夜のお兄さんとは違うお姉さんが「お具合は如何ですか?」と尋ねてくれた。
このように気遣っていただくのは嬉しいものだ。
それにくらべると、浴衣の袖が半分ちぎれていたことなど、どーでもいいことなのだ。
朝食が前回と寸分違わぬ献立であろうと、相変わらず朝から爽やかにモーツァルトのレクイエムが流れていようと、そんなことはどうでもいいのだ。

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ついでに言うと、ここは旅館には珍しくチェックアウトが12時。
なので、早朝蓮を見て帰って、朝食をいただいて、それからまた温泉に浸かったり爆睡したりと、かなりゆっくりすることが出来るのも魅力の一つ。

どうもお世話になりました~。

P.S
前回の印象が良かった食事は、近々検証のためUPします。
…イヤなお客だわ(笑)


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