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Saturday, February 16, 2008

四条・祇園界隈を行く!とらや~洛匠

寺町京極をずずいと下がって四条通に出たら、信号を渡った右側にとらや
ムカシここで震えながら宇治金時を食べ、白小豆のあんこが載ったそれが超絶美味しかったことを今でも懐かしく覚えている。
何故震えたかと言うと、その頃たかがかき氷に1000円も出すなんて、ワタシにとってはサイコーのゼイタクだったのだ。
その時、つい、ふら~っとお店に入ってしまったこと自体、ナニかの気の迷いとしか言いようがない気がするくらいなのである。
あれから300年くらい経った今日、ワタシは、そのとらやの喫茶室に再び足を踏み入れるのだ!
ココロの中で、意味もなく盛り上がってくる昂揚感。
それをしゅるしゅる~と現実に引き戻す値段。
相変わらず、たっか~!(笑)

2008216_3
あんみつ 1100円

イロイロ悩んだ末、ここはやっぱり王道?のあんみつで攻める。
蜜は黒蜜・抹茶蜜からの選択だが、ワタシはこの黒蜜というのが異様に好きなのだ。

先ず最初は黄色い寒天から~♪
そう思って、一番目立つそれをお口に入れると、それはただの色付き寒天ではなかった!
しっかりとした歯ごたえの極上金玉羹なのだ。
スゴいぞ、とらやのあんみつ!

その他の色付きも皆、それぞれに個性的なそれ自体完成された“お菓子”になっている。
そもそもフツーの寒天からして海藻臭さや水っぱさなどみじんもない、ギュっと詰まった極上寒天。
しかも、さすが“とらや”と思わせる、あのお羊羹の練りの固さに相通じるようなしっかりした歯ごたえがある。
あんこがさらりと嫌味なく美味しいことは言うまでもない。
何故あんみつにはこれが入っているのかと、何時も邪魔モノ扱いしている塩豆ですら、あってもいいかも…とワタシをして思わしめる“とらや”の実力。。。
あんみつとは、ジツは百味玉手箱だったのだ。。。

値段だけ見ると、あんみつに1100円は如何にも高いが、食べて納得のこの価格というところに落ち着くところが、やっぱり“とらや”なのだろう。
いや、タマにはこんな贅沢もいいものだ~。

大満足でとらやを後にし、次は文之助茶屋を目指す。
とやらとは違った意味で、この文之助茶屋のわらびもちも忘れられない味。
寒い冬の日、口に入れたらふわりと伝わってくる温もり…。
わらびもちったら冷たいものだと思っていたワタシの既成概念を覆した、あの阪急デパートに入っている文之助茶屋での衝撃を、その時の風景と共に、今でも鮮明に記憶している。
これまた300年くらい前のような気もするが、若しかしてワタシは、こと食べ物に関しては、ものすご~く記憶力が優れているのかもしれない。。。

他の事を覚えろよ!

御尤もですが、そんなムツかしいこと言われても…。

で、今日目指したのが、清水へ祇園をよぎったところにある文之助茶屋。
なので、四条通りを東へずんずんと歩いて行く。

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八坂神社周辺は相変わらずヒトが多い。
その境内、“ここは縁結びの神様が~”“それは、ゼヒともお世話にならなければ!!!”という会話を交わしつつ素通り!
何故かは定かでないのだが、縁結びの神様にお参りする気マンマンだったにもかかわらず、何故か足は文之助茶屋へ急ぐべく、気がつけば東二軒茶屋中村楼の前を通過中…。

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ここのゲタが坂本龍馬の暗殺現場に落ちてたとかどうとかいうより先に、縁結びだろう!
それとも、縁結びの神様にすらご縁がないということなの?
キブンはちょ~フクザツ(笑)

しかし、引き返すのもアレなので、ともかく文之助茶屋を目指す。
途中、舞妓さんと遭遇。

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お写真撮らせてもらってもいいですか?
そう尋ねると、どうぞ、と営業スマイルで応えてくださった。
どうもありがとうございます~。

機嫌よく再び文之助茶屋を目指して歩き始め、あら?・・・ない。。。
文之助茶屋があったと思われる場所はなんとなく記憶の中にあって、それらしきところはあるのだが、そこに文之助茶屋はないのだ…。
何故?
高台寺党の屯所があった月真院付近にあったハズなのに…。

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ココに甲子サマが…と乙女チックな感傷に浸るどころか、文之助茶屋がないのである!
まさにドーテンギョーチ(←違うし…笑)の異常事態!
もしかしたら記憶違い?とも思って、安井まで歩いてみても見つからない。
尋ねると三年坂辺へ移転したという…。

三年坂まで歩くの?

それもちょっと…な気がしたので、Sさんお薦めの洛匠草わらびもちに予定変更。
ムカシからあるお店らしいのだが、ワタシは今の今まで知らなかった。

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ここは、お店の軒の上を這わせた松がスゴい!
ケッコウな人気店で、お土産に草わらびもちを買って行く人も多い。

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草わらびもち 650円

ヨモギの香りはそれほど感じない。
甘味を抑えたプルンとした食感が、ツルンとしたのど越しとあいまって、なかなかに美味しい。
このゆるゆる加減がミソだろう。

さて、次は鍵善へ!
と、予定ではそうなるハズだったのだが、出たとこ勝負の食べ歩きもそろそろタイムリミット。
これから大阪に移動して今晩お泊まりの堂島ホテルでAさんと合流し、お初天神の河童へ焼き肉を食べに行くのだ。
この河童は、予約時間に遅れようものならえらい説教をくらうらしいのだ。

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期待に胸をふくらませ、河童へ向かう道すがら…。
焼き肉が入らなくなったらいけないので、洛匠では草わらびもちを控え目にしか食べなかったことは、SさんやYさんにはナイショだ(笑)

そして、この時はまだ知らなかったのだ。
そこには河童が仕掛けたどえりゃ~ビックリ!なワナがまっていることを…(笑)

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そこは、とあるビルの地階の飲食店街にあった…。


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