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Thursday, December 20, 2007

神様?それとも…

ムカシムカシ、ここいらには珍しくインテリゲンチャが集った町、U和町。
別名E媛の軽井沢と呼ばれている、夏は涼しく冬寒いところなのだが、ココに一軒のなんちゃってイタリアンのお店がある。

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ちょっとデキゴコロで行ってみたのだが・・・。

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海の幸の盛り合わせ。
出てきた瞬間、市販のフレンチドレッシングかと疑う。
が、意外にこれがそんな風でもなく、嫌味がない。
これが業務用ドレッシングなら、けっこう美味しいのもあるんぢゃない、と思ったりして…。

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イタリアンサラダにも乳白色のドレッシング。
生ハムが粗悪品だが、ドレッシング自体はそんなに食べにくいわけではない。
…業務用なのかしら…。

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サーモンと玉ねぎのピッツァには、明らかにチーズでない白いモノが…。
サーモンの上のをちと舐めてみると、かすかに酸味と塩味が…。
もしかして…マヨネーズ?
どうだろう…。

勇気を出して聞いてみる。
「生クリームです!」

おねーちゃんが聞いて来てくれた。
そっか、生クリームなのか…。
酸味と塩味は、サーモンのが移ったのね、きっと…。

しかし、ここの料理は、不味いワケぢゃないんだけど、そんなに美味しいわけでもなくって、コストパフォーマンスが悪いわね…。
っていうか、野菜や魚介類は新鮮なんだけど、オイルとかチーズとか生ハムとか素材におカネをかけてないんだわ…。

そんなことをつらつら考えていると、ボンゴレ・ビアンコがやってきた。

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ビアンコなのに、トマトが…そう思いつつ取り皿にとってみると…ソースがこれまた完璧に乳化している!
淡いオレンジの入った白濁ぶりにちょっとカンドー!
若しかすると、ここの料理人は乳化の神様で、それでドレッシングもあんな真白になっていたのか?

一口食べてみると、パスタもなかなかアルデンテ、ムカシ初めて食べたボンゴレのような香りがして、美味しかったのだ。
他のすべてを許してしまえるくらいに、美味しかったのだ。。。

「缶詰のようなニオイがしたぞよ~」

女王さまはそのようにお感じになられたらしいのだが、ワタシ的には、これが業務用パスタソースだったらそれでも許そう!と思うくらいに美味しいような気がしたのだ!

しかし、やんぬるかな、ワタシはその業務用パスタソースと言うか、レトルトのパスタソースと言うか、缶詰のパスタソースと言うかを、未だ買って食べた記憶がないのだ…。
なので、それがどのようなものだかよく分らないので、ジツのところそれが非常に良く出来た業務用のパスタソースなのか、それとも乳化の神様が作りだした、ワタシのノスタルジーを掻き立てる特製ソースなのかが今一つ判別できないのだ。
まぁ、敢えて言うならば、高級オリーブオイルの香りもしないし、いかにもいいワインを使っています、というカンジでもないのだが・・・。

どんなもんだろう…。

つらつら思うところはあったが、ワタシ的には、あのボンゴレですべてがOKだと思えてしまうお店だった。
調子に乗って、アフォガードまでいってしまった。
バニラアイスに添えられていたエスプレッソは…ありえないくらい薄々の、泡すらたってないコーヒーだった…。
バニラアイスの質も良くなかったことは言うまでもない。

で、実際のところはどうなのだろう…。
素材にこだわらない乳化の神様というのは、存在するのだろうか…。
本当にそれだけの腕があるのだったら、高級パスタで勝負してもイケると思うのだが・・・。

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~おそとで洋食編~」カテゴリの記事

Comments

 パスタとか肉野菜などの主要品の品質も大切だけど、
本当のところはサブと思われるオイルとか
生クリ-ムなんかの味付け素材が一番重要なんじゃないか、
と思うなぁ~。

 最近のこじゃれたレストランの味は、
業務用で統一感があって、何を食べても同じに思えて、
あんまり食指が動かないです。
それよりは「河童」みたく、
その店がこだわって作ってる店で食べたい。
ってか、そういう店を捜したい(笑)。
 ここ数年身近に食道楽の友人が減って、でかけなくなったら疎くなったのが寂しい(笑)。

 ノスタルジ-のある味といえば・・・・
中華では味○素(笑)。
中華は、コレ、よく使うから。
それに、悔しいけど美味いと思う。(大笑)

Posted by: しゃ-ねい | Saturday, December 22, 2007 at 18:22

最近は、料理は業務用のホドホド路線でスタイルには凝ってる店が結構流行ってるんですよね…。
それで良しとするお客さんも多いみたいだし…。
でも、やっぱり、外でお金出して食べるからには自分ぢゃ作れないレヴェルのご飯が食べたい!
ワタシの基本はこれですね(笑)

Posted by: SAKURAKO | Sunday, December 23, 2007 at 01:32

うちのとうちゃんは パスタを作る時、
「今日は乳化がうまくいった」だの
「この乳化のタイミングがポイントなのだ」たら
「そこいらのイタリアンよりオレの方が乳化は上手い」
とブツブツ言ってござります。
ほんとにそこいらのパスタよりかなり美味いと思う。

さて、とうちゃんがお店を出したらどうなるだろう。
決められた食費でチマチマと素材を選んでいる主婦をよそ目に
金に糸目は着けん!状態で素材を買っていたなら
そりゃ美味い。不味いわけない。
が、利益がまったく出ず、あえなく閉店となるだろう。
それに完璧なる乳化の味をわかるレベルの高いお客さんが
はたしてどれだけいると言うのだ。

職人的神様・・ん?神様的職人は経営者にはなれない。
芸術家は商売人にはなれないのでござろう。

ここのシェフさんもきっと神様かもしれない。
神様の手足をもぎとる誰かがいるのかもしれない。
生き残るために。
すべては憶測なんだけど・・^^。

Posted by: テツのかあちゃま | Sunday, December 23, 2007 at 11:31

結局、お客さんのレベルによって求められてるものが違って来ちゃうんですよね。
そして、悲しいかなここいらは、洋食不毛地帯と呼ばれて久しいのです…^^;
ただ美味しいとか安いとか、そういうことだけぢゃなくって、まず啓蒙から始めないといけないから、そこにも一つ壁があるんだと思いますよん。

でも、あのボンゴレだったら、もう一度明日にでも食べに行きたいと思ってるんです、ジツはワタシ…(笑)
そして、他の種類のパスタも食べてみて、結論を出そうとおもいマス(笑)

Posted by: SAKURAKO | Sunday, December 23, 2007 at 22:50

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