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Wednesday, July 19, 2006

女王さま、おマチへ行く!お泊りその3

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三日目のお泊りは、おマチからちょっとハズれるのだが、奥湯河原の加満田
ここは、数多の文人墨客が愛した宿であるらしい。
今回のおマチ行き、女王さまのペットであるがあこももちろん一緒である。

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廊下には、文人墨客の色紙やらナニやらが、いかにも文人墨客のものらしい風情で飾られている。

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いかにも古びた旅館っぽいが、よく見ると床周りの材はいいものが使われている。
床飾りもさりげなくセンスよさげ。
おばさんがお茶とお菓子を持ってきたかと思うと、お帳場のおじさんが“よっこいしょ…”といったカンジで宿帳を持って来る。
そこでチェックイン?なワケだが、カンジとしては水戸黄門に出てくるあのカンジ(笑)
部屋の鍵だって渡してもらえないあたり、まさにそんなカンジである。

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最近はあまり見なくなった衣桁。
障子の外には申し訳程度の庭があって、その向こうは狭いが道路になっている。
カーテンはなく、夜は雨戸を閉めるのだ。

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もう30年は使われているかの如き冷蔵庫とソファー。
総じてそこそこ手入れはされているのだが、古びた感は否めない。
梅雨時でもあるせいか、なんとなく部屋の中が湿っぽかったような…。

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トイレはウォシュレットに改装済み。
しかし、水周りの古さと安普請は、あまりよく見ないほうがいいかも…。
アメニティは、聞かないで欲しいくらいの品揃えだった…。

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各部屋にも温泉が引いてあり、浴槽はヒノキでそこそこキレイそうだったが、あんまし快適そうに見えない空間。

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大浴場?は2カ所で、午前4時に男女が入れ替わる。
源泉100パーセントかけ流しのお湯は無色透明、これはちょっと、イイカンジ。

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“大風呂”と書かれた標識に、ココロワクワクさせて行ったら、決してそんなに大きいお風呂ではなかった。
がっくし…。
でも、温泉はお湯が命。
どんなに湯船が大きくても、水道水で薄めて循環式ではおハナシにならないのだ。
ここは、シャワーも温泉だというハナシ…。

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夜の露天風呂。

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明るいとこんな感じ。
露天風呂は男女2カ所。ここは入れ替えはない。
夜の露天風呂はスリリングだ。
殆どあかりのない暗がりの中、手探りで入るのだ。
もっとも、入り口辺に電気のスイッチは一応あったのだが、暗がりでそうしてそのスイッチに気付こうか…。
露天風呂はシャンプー・石鹸の使用禁止である。
そして、お風呂にはボディソープ、温泉石鹸、洗顔ソープらしきものもありはしたが、なんといってもリンスインシャンプーしかないので、気になる向きはコンディショナー等持参がよろしいかと…。

はて? 女王さまが壁にかけられたナニやらを、随分と熱心に読んでおいでに・・・。

「これ、SAKURAKO、知っておったかえ~? カンヅメという言葉は、あの宇野千代ちゃんがまだ編集者だった頃、小林秀雄をこの旅館に監禁して外界との交信をシャットアウトし、原稿を書かせたのがハジマリなのぢゃそうだぞぇ~!」

そうなのか…。
それでこの加満田には、多くのモノ書きさんが滞在したのだ…。
メールもネットもない時代、モノ書きさんはこの湯河原の山奥に閉じ込められて執筆活動にいそしんだのだ…。
なるほど、華美な装飾も凝った庭も不要なハズであると、妙に納得してしまった…。
しかもお風呂に入っていると、ボイラーの匂いがそこはかとなく漂ってくる…。
これでは長湯も出来やしない。
編集者のために計算し尽くされた宿なのである(笑)。

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そうそう、ナツカしの“かっぱっぱ~♪”のかっぱさんも、この宿の常連だったそうだ。

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