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Monday, April 17, 2006

ぶらり下関

69下関…山口にして山口でないこの本州西端の地の観光PRといえば、高杉晋作と奇兵隊&耳なし芳一いやさ源平合戦である。
功山寺は紅葉の名所だが、元治元年高杉晋作が奇兵隊を率いて藩政府に反旗を翻した際、ここでなにやらパフォーマンスがあったとかで、そのモニュメントが建立されている。71なかなかぷりち

~な馬さんのお○り・・・。
しかし、話し合いによる和平工作を不服として軍事クーデターを起こし、その結果として藩政府に捕らえられていた仲間が全部首ちょんぱされた上に、その後の内戦で骨肉相食む惨劇と、今のカンカクからしたら何処がエラいのだろうと、ちょっと不思議な気がするが、それがジダイというものなのかしら・・・。Dscn0340





そんな陰鬱な気分を吹き払うかのように、功山寺は花と芽吹いたばかりの緑でとても美しかった…。
名残の桜もさることながら、石楠花が盛りを迎えようとしていた。
70そして、緑の桜が一本。
この桜、10年経っても緑なのだろうか・・・。
花園にはその昔、カイドウザクラというのを大量に植樹したのだが、ショッキングピンクであったハズのその花が、今年は真っ白になっていた。
何故かしら・・・。



72次にみもすそ川公園へ。
ここは、関門海峡の一番狭いところらしくて、そのムカシ内政問題に対するカードとして外国船の砲撃という、なんとも稚拙な政治戦略?のために砲台が築かれ、その後の4カ国連合艦隊の報復攻撃によって沈黙させられたという、イワクインネンのある場所だそうだ。
今でも、5基の砲台が恨みがましく関門海峡に向かって据えられ、行き交う船に砲口を向けている。
もう一基、屋根の下にも大砲がある。
下関戦争の時分捕られた大砲を地元出身の某代議士が外務大臣の時に返還してもらい、そのレプリカを作って据えたものだそうだ。
でも、レプリカだし・・・(笑)

73そして壇ノ浦といえば、紙芝居屋さんの登場である。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常のひびきあり…と、平家一門と安徳天皇の悲劇を涙なしでは聞けない名調子で約10分間語ってくれるらしい。
BGMは琵琶の変わりにラジカセがシンセサイザーの音を奏でているようだった。
Dscn0365そして、関門橋をバックに義経が怪力無双の知盛に背中を向け、八艘飛びで逃げるオブジェが置かれていた。
そこにはかって大河ドラマに出演した俳優の手形なんてのも押されていたが、そんなん、10年経ったのち何人がそのことを覚えているのだろう・・・。
800年という長い時間を経て今に名を残す源平双方の英雄豪傑の皆さんは、きっとその余りに近視眼なモニュメントを鼻で笑っているに違いない。

いや、ワタシは別に、下関観光協会やら関係諸団体やらにケンカを売りたいわけではないのだが、一過性のブームに頼っていては、観光客は減る一方だと・・・。

しかし、みもすそ川公園というのは、海に面しているのにどうしてみもすそ川公園なのかしら?

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