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ここからコイチジカン離れたトコロへ、松竹大歌舞伎を見に行った。
今頃海老蔵の襲名披露だが、思えばこの前歌舞伎を見たのが、團十郎の毛抜・・・だかだったことを思えば、これも何かの因縁であろう・・・。

この周南文化会館というところ、隣は動物園でお向かいさんに美術博物館と、なかなか趣き深い環境である。
今日のお席は前から4列目のど真ん中と、国立劇場では絶対にありえない(笑)サイコーなポジション!
しかも、6500円なのだから、笑いが止まらない、わはははは~!!!
この距離だと、オペラグラスなどなくとも、海老蔵のくっきり二重のまぶたの線だの、眉を寄せた時に出来る眉間のシワだの、手を打ったときに立ち上る白い粉まで見える。
ハタチそこそこのおジョーさんが、どう見ても齢50の坂を転がり落ちたような容貌であったその目元のシワまで見えるのだ。
目福目福♪
やっぱり、歌舞伎は表情を見るものである。
で、今日は実盛物語。
忠義モノというのは、江戸の情念の世界に比べると、まだ幾分わかりやすい。
とはいえ、そこはそれ、お侍の世界の話なので、今ひとつ今の感覚では計りかねるところもあるのだが、ワタシはすっかり太郎吉のボーイソプラノに魅せられてしまって、合点がいかぬところもなんのその、ナミダナミダで思わず途中、ハンケチーフをしぼってしまった。
そんでもって、歌舞伎が娯楽演劇であることを再認識。
そんでもって、歌舞伎ファンのおくさまパワーも目の当たりにした。
なかなか、実り多い舞台だった・・・。
舞台といえば、去年デーモン閣下の安徳天皇を見に行った下関市民ホール、アスベストが飛散してるということで現在使用禁止になっている。
もしかして、ワタシはデーモン閣下登場の時に炊かれたスモークとともに、静かな時限爆弾を吸い込んでしまったのだろうか・・・。
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