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Saturday, August 06, 2005

軍靴の足音・・・?

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時は天保一四年卯月朔日、突如鳴り響くほら貝の音・・・。
隣の国でアヘン戦争というのが起こって、それまで太平を享受していた日本のとあるトコロの軍隊は、あわててイザという時にホントに軍隊を編成できるか、予行練習をしてみることにした。
準備は前の年の夏過ぎくらいからはじめられ、藩士の皆さんはあわてて馬を買いに走るやら抵当に入れた武具を請け出してくるやら・・・。
陣羽織が用意できないヒトは、火事羽織の袖をもいで、陣羽織っぽくしてみたりもしたらしい。
この軍事演習、外からの見学者は全てシャットアウトで極秘に実施された。
世間には、あたかも実際に動員した人数の三倍で演習を行ったかのような工作をした。
しかし、軍備拡充には出費がつきもの・・・。
この軍事力強化政策は、藩士の皆さんにものすごくウケが悪かった。

その演習を行ったトコロを羽賀台(“はがのだい”若しくは“ばかのだい”)という・・・。

今日買ったスイカには、「閲兵の里 羽賀台」印がついていた。
地域おこしで閲兵の里をアピールしているらしいのだが・・・この頃、戦争という行為をタブー視するというか、戦争という行為に対して抱くある種の警戒感というか、戦争はしちゃいかんもんだと思い込まされてたそんな規範意識というか、それがどんどん希薄になってきているような気がする。
戦争がポジティヴなものに替わってきているようで、なんとなくいや~なカンジ・・・。

で、「閲兵の里」である。
・・・フツー閲兵ってコトバがもうわからんぢゃろう(笑)。


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