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Monday, February 07, 2005

セカンド・ラブ

そのいくつかの花束を手にとってみたが、今ひとつ、これは!というものがない。
いずれも5本宛束ねてあるのだが、値段によって若干品質に差があるようだ。
しかし、そのいずれもが、普段からよく見かける、ありふれた薔薇であったことに少なからず失望を覚えたさくらこは、そこにいた店員にふっと笑みを投げ、どうも!と、その場を後にしようとしたのだった。

ガラスの引き戸をくぐり、それを閉めようと振り返ったその時、今しがたの店員が、一輪の薔薇を手に、こちらへ歩み寄ってくるのが視界に入った。
店員は、そっとその一輪を差し出し、言った。

「これ、どうぞ。名前はセカンド・ラブというんです」


このマンガのような一コマに気をよくして、今度の出張販売の時には、買わにゃ~と、まんまと心理作戦に乗せられてしまったワタシだったが、その花をお仕事へ持って帰り、帰るまで暫時と、そこいらにあったグラスに水をはり、突き挿しておいたまでは良かった。良かったのだが・・・。
帰るときその薔薇を取りに行ったら、それは、流し台の横にちんまりと、一輪挿しに挿されてあった・・・。
わたしのセカンド・ラブは、わたしのものにならぬまま、どうやら花の命を終えてしまうもののようだ・・・。くっすん。
最後まで、マンガのようなオチがついてしまった(^^;

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Comments

一日の最後に、ものスゴークいい話を耳にした気
分です♪

>「これ、どうぞ。名前はセカンド・ラブというんです」

この店員さん、アイフルの看板娘(CM)以上の
カリスマ性を感じますわ。(笑)
そして、さくらこ殿のオチも…芸術的ザンス♪

   今日もよい一日でありますように~。。○

Posted by: ちんがら | Tuesday, February 08, 2005 at 01:58

セカンド・ラブ、未練たらしくお写真に撮ってきました(笑)
しかし、忙しいヒトたちのうち、何人がワタシのセカンド・ラブに気がついていてくれているのか、とっても疑問・・・。
ヒトの恋路なんて、所詮そんなものなのでしょうか(笑)

Posted by: RE:ちんがらさま | Tuesday, February 08, 2005 at 20:14

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