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Thursday, December 09, 2004

ワタリガニって・・・

花園において、ワタリガニとは、M山の某料亭で出てくる、ケッコウコケコッコウなお値段のあれのコトだと、ずっと長い間考えられていた。
したがってワタリガニとは、普段の食卓に上る類のものではなく、ましてや魚屋さんにワタリガニがいたとしても、そんなところにいるワタリガニには、身なんか入ってないに違いないから、決して買うものではないと考えられていた。
東京では、半分にカチ割られて冷凍になった袋いっぱいのワタリガニというのをデパ地下などでよく見かけたが、冷凍のカニなぞこれまた買うものではないと考えられていた。
したがって、先日萩のシーマートでワタリガニを買ってみたことは、ある意味きよみずの舞台から飛び降りるくらいの冒険だった。

この季節、萩のシーマートまで行かなくとも、ご近所の魚屋さん経営のスーパーにも、ワタリガニは常連さんでならんでいる。そして、信じられないくらい安い。小ぶりではあるが、一杯580円とかである。

今日ワタシは、今日はお鍋!とココロに決めて、そのスーパーに立ち寄った。親指が使えなくって野菜不足が続いているので、簡単に野菜を沢山取ることが出来る献立だからである。
初めは骨付きの鶏さんでもいいな・・・と思っていた。北浦であがった鮟鱇というのも、ちっと小ぶりだが悪くはないのでは・・・と思った。この季節の風物詩、トラフグもあったのだが、養殖だったのでこれはちょっと・・・。いくら880円とはいえ、長浜沖(下関ではダメなのだ)で上がった天然トラフグ以外はフグではないと思っていらっしゃる女王さまがどんな反応を示されるかと思うと、いま一つ勇気が出ない。
で、結局ワタシが何を買ったかと言うと、件のワタリガニ580円だったのである。

なんとなく今日は味噌仕立てのお鍋にしてしまったのだが、これは若しかすると、潜在的に味噌の方が失敗したときのダメージが少ないから・・・と思っていたせいかもしれない。結果的には、左程悪くはなかった。モチロン、生きたまま蒸し上げたときのような身のプリプリ感はなく、なんとなく筋肉が弛緩したような状態ではあったが、臭みとかは感じなかったし、まあ、よかったのではないかと思う。
しかし、ワタシは自分の左手親指が使えないことを忘れていた。
しかししかし! 左手親指を使わないとこのカニが食べられないのである!
そこでワタシはおもむろに指に巻かれていたホータイをはずし、なるべく親指に負担をかけないように、細心の注意を払ってカニを貪り食ったのだった。
親指が効かないと、殻を割ったときに飛び出す身の方向性を制御できない。
今日の夕食で一番の難点といえば、これであろう・・・。

ワタリガニは、今度はスキにも入れてみようと思う。

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