お幸ちゃまのギモン
お幸ちゃまのお世話係、お散歩じいやのほかに実はもう一人、飯炊きばあやがいる。
この飯炊きばあや、お幸ちゃまの健康第一を旨として、毎日お幸ちゃまのお食事を準備する。
お幸ちゃまの健康とは、“お肉の食べすぎは体に悪い”であったり、“ドッグフードも食べないと体に悪い”であったりイロイロなのだが、おおむね忙しいときにはお幸ちゃまはドッグフードを召し上がっていらっしゃるように思うのは気のせいだろうか・・・。
飯炊きばあやといっても、お幸ちゃまにご飯を差し上げるのはお散歩じいやのお仕事なのだから、お幸ちゃまが飯炊きばあやの職掌をご理解していらっしゃるかどうかは、ハナハダギモンである。
しかしこの飯炊きばあや、お幸ちゃまがやんごとなきお生まれであることから、お魚の骨ナゾ喉におたてになっては一大事と、アジの中骨すらお幸ちゃまに差し上げないほどのジツは過保護ぶりだったりしたのである。お幸ちゃまより一回りもふた周りも小さいお犬には、幼い頃からハマチだのブリだの食べさせ、口中血だらけになった(乳歯が折れたからではあるが・・・)お犬もいたというのにである。
最近は、どうやらお幸ちゃまでも、アジの骨くらいなら喉におたてにならずに召し上がれることが分かってきたようで、今日などはいわゆるゼンゴというヤツを焼いた骨だの皮だのがお幸ちゃまの食膳に上ったらしいが、ワタシがオックステールを差し上げたりすると、今でもお幸ちゃまの歯が折れてしまうのではないかと、気が気ではないらしい。
これほどお幸ちゃまのお食事に気を遣っている飯炊きばあやであるが、ジツは、ちょっと面白くないことがある。
それはホカでもない、朝、お散歩じいやの足音がすると、お幸ちゃまの“ふにゅ~! ふにゅ~!”が始まるのだが、飯炊きばあやが何をしても、お幸ちゃまはなにもおいいでない。
お散歩じいやがトイレに入ろうものなら、お幸ちゃまは“ボクも~!”とばかりに大声をおあげになるのだが、飯炊きばあやのときは相変わらず無反応、そのムコウでお散歩じいやの足音が聞こえようものなら、そこでまたふにゅ~!なのである。
お幸ちゃまはどこで二人の気配をかぎ分けていらっしゃるのか、これまたハナハダギモンなのであるが、もしかするとお幸ちゃまには、お知恵がおありなのかもしれない・・・との希望を抱いてしまう今日この頃である・・・。
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