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Thursday, October 07, 2004

いも汁もどき

向瀧で、会津の郷土料理だという“いも汁”なるものを食した。
豚汁の、具がおっきいバージョンというカンジのものではあったが、たいそう美味であると思った。
今日、夕食の買い物をしつつ、ふと思った。

こんなに高いアオモノなんて、買えないわ~!!!

この間の台風以降、アオモノが恐ろしく高い。胡瓜だって一本70円を下らない。それも、いつもだったら3本100円くらいのモノがである。
しかし、お野菜は取らねばイロんな処に支障が・・・。
アオモノは、とりあえず青汁で補うとして、今日はなんいしようかしら・・・。

そこで目に入ったのが、なにやら美味しそうな生芋こんにゃく・・・。
こんにゃく・・・。
そうだわ!いも汁にしましょう!
ということで、鯖のお刺身といも汁が今夜の食卓に昇ることに。

04.10.07.JPG

「で、これがその会津で美味しかったという“いも汁”かぇ~?」

「左様でございます。この度のおシゴト、このようにソボクな郷土料理をいただいて、ワタシは頑張って来たのでございます。」

「外にもなにかイイモノを食したのではないかえ~? ホレホレ、言うてみい!」

「なにを仰います、ワタシは“おシゴト”に行ったのでございますよ。ホカにいただいたものといえば、舞茸とか・・・、春菊とえのきの白和えとか・・・、女王さまがお考えになっていらっしゃるようなモノはいただいておりません。ナニしろワタシが泊まったのは、1泊朝食付5000円の、ビジネスホテルだったのですから!」

ウソなんかついてないモン! 確かに1泊目は、朝食に和食弁当付のクダンのホテルで我慢したのである。マイタケの土瓶蒸しが、今まで食べてた雪国マイタケとかってナニ?と思うくらい香りがあって、シャクシャクして美味しかっただの、鯉のお造りがビックリするほど洗練されたお味だっただの、鰊の山椒漬けが、これまた鄙には稀な珍味だっただの、鯉の甘煮は思わず別園へこっそり送ってしまっただの、そこんとこを言ってないだけだモン!

怪訝そうなお顔をなさっている女王さまに、お熱いうちにどうぞ、といも汁をおすすめする。

「・・・いもが入っておらぬぞえ・・・」

「お気がつかれましたか・・・。ジツは、先日別園から送られてきた荷物のなかに、お芋さんらしき袋がございまして、ワタシはてっきりそれが、サトイモだとばかり思っていたのでございます。で、お買い物をして帰ってきてからよっく見てみるとですね、それはサツマイモだったのでございますよ。お味噌汁にサツマイモを入れてもおいしゅうございますが、今日は今一つ冒険する気にはなれず、つい、安全策を採ってしまいましたの。」

「それは、いも汁とは言わないのではないかえ?」

「まあ、そういうことではございますが、ワタシのココロの中では、間違いなく今日はいも汁だったのでございます・・・しくしく・・・」

ココロの衝撃は、女王さまよりもワタシの方が、ちと上だったに違いない。なにしろワタシは、あのいも汁を作ろうとココロに固く誓っていたのだから・・・。
だから、今日は、ワザワザおダイコだの人参だの牛蒡だのを、それぞれ下茹でまでして頑張ったのである。
なのに・・・。

これ以上何か言われる前に、ワタシは取りあえず泣きまねをしておいた。女王さまの注意が、会津からいも汁に移ったことも、計算といえば計算のウチ。
ワタシって、もしかして、知能犯?

「ところで、東山温泉のお湯はどうじゃった?」

「はい、それはもう、滑らかでしっとりと・・・・・・」

・・・しまった・・・。
市内のビジネスホテルに、温泉など付いてはいないのだ・・・。

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