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Tuesday, September 21, 2004

四国犬(愛玩用)

よもくたでへタレさまであられるお幸ちゃまは、やっぱり訓練とか鍛錬とか修練とか、とにかく心身を練るということがお嫌いであられる。
秋の展覧会シーズンを前に、他所のお犬さまはそろそろ仕上げの時期だというのに、お幸ちゃまときたら、一向その気になってくださらない。
まず、運動がお嫌いであられる。
お散歩はお好きなのだが、ちっとキャロップされることはあっても、大概はのたりくたりのそぞろ歩き。
もちっとしっかり走っていただかねば・・・とも思うが、なにしろワタシ自身、持久走なるモノが大っ嫌いであったれば、お幸ちゃまのお気持ちはよっくご理解申し上げることが出来るので、あまり無理にとも申し上げにくい。
では、せめて、立ち込みの練習でもしていただこうと思うのだが、そう思ってリードを構えると、そのままストンとお尻を下ろし、オカマ座りのおくつろぎモードに入ってしまわれる。

04.9.21.JPG

これでは、展覧会どころか、展覧会の見学にも、ハズかしくってお連れ出来ない・・・。

女王さまには、展覧会に出すからには、一席・内閣総理大臣賞しか有り得ないとのお考え・・・。
それ以外は“なっしんぐ”である。
参加することに意義がある、などのキレイゴトは、女王さまには通用しない。女王さまのお犬であれば、公の場に於いては何事においても女王さまのお犬にふさわしくあらねばならないのだ。

したがって、よもくたでヘタレさまのお幸ちゃまは、展覧会のような晴れがましい場に出ることなく、ただ、女王さまの愛玩犬として、今日も“ひねもすのたり”の生活を送っていらっしゃる。
普通愛玩犬といえば、チワワとか、チンとか、その類のお犬ではないかと思うのだが、お幸ちゃまの場合、お留守番をするわけでなし、カラス番をするわけでなし・・・。
女王さまに甘えて、お散歩のおねだりして、あとは“ひねもすのたり”なのだから、やはり範疇としては愛玩犬以外のナニモノでもないのでは・・・。

ちなみにカラス番とは、お幸ちゃまの前の前の女王さまのお犬であられた晋太ちゃまが見事に果たされたお役目である。
晋太ちゃまは、花園菜園で収穫の時期を迎えようとしていたスイカを凶悪なカラス軍団の侵攻から守るため、最前線に配備された。そして一日中声を枯らせて鳴き続け、カラス軍団の攻撃を見事未然に防がれたのである。
晋太ちゃまが死守したスイカは、その翌日ご近所の“テルさん”によって勝手に収穫され、花園奉仕団の人々に振る舞われた。
つまり、女王さまやワタシの口には入らず、晋太ちゃまの働きはその意味では徒労に終わったことになるのだが、暑い盛りに花園をキレイにすべく汗を流している人々の乾きを潤したのであれば、良しとするべきか・・・。

しかし、ベルリンの壁が壊れたコロの出来事を、未だにこうして覚えているということは・・・やっぱり、ワタシとしては、遺恨に思っているということか・・・?

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