« 秋刀魚の季節 | Main | 秋の天麩羅 »

Saturday, September 18, 2004

マンサクの会

中国山地を越えた日本海べりに、長門市というところがある。
そういえばムカシ、新幹線と美祢線・仙崎線を乗り継いで、ながいなが~い旅をしたわね・・・。
今回はT嬢と一緒、彼女が慈悲深くも車を出してくれるので、ワタシはとっても楽チンだわ♪

まず長門へ行くと、萩焼きを見なければならない。
陶兵衛さんのところは、一隅にギャラリーが設けてあって、ちょっと勉強させてくださいと言い易い。
ちょっとステキな沓型の茶碗があった。お値段は28万円。
ここから、ちっとはお値引きがあるらしい・・・。
ステキなお茶碗だった・・・。

04.9.18-1.JPG

一時間ほどで深川を出発、美味しいモノを求めて一路海っぺたへ!
さて、何をいただきましょうか・・・と言いつつ、目に入ったのは浜屋の看板。
そういえば、ムカシもこの浜屋でうに釜飯とサザエ釜飯だったわ~。
外に思い当たらず、やっぱり今日も浜屋へ。

04.9.18-2.JPG

相変わらず、すごい混みっぷりである。
やっぱりうに釜飯ははずせまい。それに、この、目の前で取れた穴子の穴子釜飯というのが気になる・・・というコトで、この二つを注文。
お味は悪くはないのだが、ちと塩っ辛い。もう少し上品に仕上げてくれると、もっと美味しいのだが・・・。
ここの水槽には、生きたイカが泳いでいる。
料理のお値段も、決してお安くは無いと思う。
しかし、お茶・お水はセルフサービスで、店員もそこいらの“おばちゃん”といった風情。
それでも、すんごいコト人が入っていた。

さて、お昼も済んで、次!である。
なにも今日ワタシは、萩焼きを見てうに釜飯を食べるために、山越えをして日本海くんだりまで来たわけではない。今日は、この3ヶ月ほどず~っと楽しみにしていた“万作の会”なのである。
この“万作”とは、モチロン剣菱万作ではなく、野村万作である。
お席は前から5列目の舞台正面、能楽堂では絶対取れない席である(笑)
演目は、万斎が蚊相撲で、万作が千切木、どっちも面白かったが、小心者でカライバリンボ、妻にお尻をたたかれ、その日の遺恨を晴らしてゆく太郎を演じた万作が、素晴らしかった!!!
間違いなくだらしない、ちっともかっこよくない男の役なのだが、少しも下卑たところがない。
そもそも狂言なのだから、そんな取り澄ましたものではないのだが、滑稽な男を演じながらも、そこに凛とした品格がある。その点万斎は、もっと人間くさい。

公演の後、さらに3000円の追加料金を払って交流会なるものにも出てみた。
実際に狂言師が臨席したのはホンの30分程。その内5分程はは長門市長やらだれやらの挨拶だった。万作さんも挨拶に立たれたが、今日は興が乗って、やらなくてもいい、万斎もビックリの大立ち回りを演じたらしい。
そうだったのか・・・。

老いも若きも万斎に群がるなか、万斎はちょっと“ち~か~づ~く~な~”モード。万作さんは、その点ジツに練れていて、にっこり談笑していらした。なんでも昆劇がお好きだとか。けっこう、お話が出来て、嬉しかった。
それでは、でみなさん退席のとき、みんなが手を出していたので、ワタシも手を出してみた。
万斎と握手・・・。

会場には、ちょっとしたオードブル盛り合わせと、殆んど空いてない抜栓済ビール瓶の林が残された。
ど~せぇ、ちゅうねん・・・。
そんなもんイランから、参加費を1000円くらいにして欲しい・・・。

今日は朝から遊んだので、女王さまのご機嫌を取るために、お土産を買って帰る。
ここいらでは、ちょっとこジャレタたカンジのお菓子屋さん。

04.9.18-3.JPG

ケーキは、そんなに美味しいワケではないが、不味くはなかったように思う。何より、ツヤツヤテカテカの生クリームもどきを塗り上げた、バターの代わりにショートニング使用が一般的なここいらのケーキではなく、まっとうな材料を使っているところに好感が持てる。
ケーキとしての素材の組み合わせだとか、技術的なものだとか、造形のセンスといったモノを厳しく追及して及第点を付けるというレヴェルではないが、前を通りかかることがあったら、また買ってみてもいいケーキである。(車で1時間半かけて買いに行くホドではない。)
思えば、ここに移って間もなく半年になりなんとするが、最初はイロイロチャレンジしてみたものの、この3ヶ月ケーキというものを全く買っていなかった。
T京では、少なくとも一週間に一回はケーキの日があったコトを思えば・・・涙が出てきそう・・・。

|

« 秋刀魚の季節 | Main | 秋の天麩羅 »

爛漫日記/イベント編」カテゴリの記事

爛漫日記/観賞編」カテゴリの記事

~演劇編~」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14480/1465976

Listed below are links to weblogs that reference マンサクの会:

« 秋刀魚の季節 | Main | 秋の天麩羅 »