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Saturday, August 14, 2004

お幸ちゃまの大冒険

お幸ちゃまのお散歩は、1.5Mの赤紐か、20Mのなが〜いロープだったのだが、今日から新しいリードが導入されることになった。
伸縮自在の赤リード4.5Mである。
サイズ的には15キロ以下用なので、お幸ちゃまにはちと、規格外なのだが、おっとりお歩きいただいたらよいかと導入を決めたのである。
早速ペッカペカの赤リードで、お幸ちゃまのお散歩にお供申し上げる。

今日は、新しいりーどということで、いつもは行かない道の方にお幸ちゃまをご案内してみた。
そこは、みかん畑の間を流れる小さな小さな、小川と呼ぶのも躊躇われるような流れに沿った小径である。途中お幸ちゃまは、じゃぶじゃぶとその小川(?)に入って行かれ、底を掘って泥水に浸かったりなさってお遊びになる。お幸ちゃまは、泥水が大好きであられるのだ。

そこはみかん畑の中を通る山道なので、ご多分に漏れずモノラックのレールが通っていたりする。今日、お幸ちゃまがそのモノラックの足下駄を縫うように泥水遊びをされていたとき、そのモノラックの足下駄に邪魔されて、ワタシは不覚にもリードを手から放してしまった。
するとお幸ちゃま、テケテケ…と10歩程歩かれたところで、どうやらそのことにお気がつかれたらしく、そこから先はまっしぐら……の御逃走である。
ここはお幸ちゃまにとって初めての場所、しかも、途中近くをメロディラインとかいう訳の分からない名前のおっきな道路が通っている。世間知らずのお幸ちゃまにもしものことがあっては…と、ワタシは気が気ではない。
そのワタシの心配をよそに、お 幸ちゃまは見知らぬ世界の大冒険へと、お出かけになってしまわれた。
もしものことがあったら、女王さまになんとお詫びをすればよいのか…。
ともかく、交通事故だけは防がねば、と、道路端でしば〜らくお幸ちゃまが出てこないか、じっと待ってみる。お盆と言うこともあり、いつもより若干車の往来が多いようなその道路で、ワタシはじっとお幸ちゃまをお待ち申し上げる。しかし、お幸ちゃまは姿をお見せにならない。

ワタシは応援を頼むべく、意を決して一端花園に帰ろうと、そのメロディラインを横断し、花園道路に入ったその時である。
この花園道路は、お幸ちゃまの短いお散歩コースとして、よく使われているのであるが、お幸ちゃまがそこにいらっしゃるではないか……。
どうやら、初めての道を駆け下り、そこから次にあった道を駆け上がって、いつものお散歩コースに戻られたらしい。そこで、ワタシをお待ちになっておられたのか……。

と、突然お幸ちゃまが、ワタシに向かってわわわわわん!とお鳴きになる。ワタシがかまわずそのまま近寄って行くと、なんとお幸ちゃま、木の陰に隠れてしまわれた。どうやら、ワタシと認めて喜びのあまり声をあげられた、というのとは違うようである。

お幸ちゃま

そうお呼び申し上げると、お幸ちゃまはやっと安心なさったのか、お顔を出しておしっぽを振ってくださった。
が、今日下ろしたばかりのま新しいリードは、既にま新しかったリードと成り果て、伸縮自在のハズの赤いロープはベロンとだらしなく垂れ下がっている。何分、石を積んだような山道なので、どこかに引っかかってしまったのを力任せに引っ張られたのであろう……。ま新しいリードだったのに……。
ともかく、お幸ちゃまがご無事でおられただけでも良しとするべきか……。

それにしてもお幸ちゃま、ワタシの姿を見て木の後ろに隠れてしまわれるとは、なんとしたことか……。
こういう臆病であられるところも、実は女王さまによく似ておいでになる。
ともあれ、お幸ちゃまの大冒険は、ま新しいリードを過去のモノとして、無事大団円を向かえたのだった。

このま新しかったリードは、その後20分にも及ぼうかという格闘の末、なんとか本来の機能を取り戻した。しかし、ペカペカだったその外貌は、最早傷だらけのボコボコに成り果てている。

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