よもくたのお幸ちゃま
女王さまのお犬、お名前を幸太郎君(こうたろうぎみ)と申し上げる。
幸太郎君は、輝かしい業績を残された由緒ある血統に連なる、いとやんごとなきお犬さまであらせられる。
その誇りは富士山よりも高く、その情けは日本海溝よりも深い。
古武士のような風貌に、猪突猛進するイノピピにも敢然と立ち向かう熱きココロ。
それらは“天然記念物”と称されるにふさわしい、まさに最後のサムライのハズなのである。
この幸太郎君のことを、ワタシ共はいつもお幸ちゃまとお呼び申し上げているが、近頃はこのお幸ちゃまの前に、とある言葉が添えられるようになった。
よもくたのお幸ちゃま
今日など、朝のお散歩にお供申し上げたのだが、いつもの山頂お散歩コースへの道を10メートルくらい行くと、お幸ちゃまはそこから動かなくなってしまわれた。ちょうどそこは、山蔭になった涼しい所が途切れるところ。お幸ちゃまは、暑い日差しの下をお歩きになるのがお嫌であるらしい。
しかたなく、お家へお帰しすると、すぐさまお家の前の一番涼しいところへペッタリと伏せられる。そして、汲んだばかりの冷たいお水が運ばれて来るのを待っておられる。お水がくると、それを寝そべったままお飲みになり、それから“ひねもすのたり”体制に入られるのである。
ひねもすのたり・・・
お犬は飼い主に似るというが、こういうところは本当に女王さまにそっくりである。
ワタシ共は、そのようなお幸ちゃまに、親愛の情を込め、“よもくた”の称を奉った。“よもくた”とは、まさにそのような意味である。
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Comments
お幸さま、夏はつらいわね。うちの亡きくろも夏には弱かったわ・・・毛皮着てるから当たり前だけど、どーぶつは・・・。若かった頃はよく川で泳いだわ。懐かしい思い出です。
Posted by: あれっさんどら | Sunday, August 15, 2004 09:10