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2012/07/17

ラグジュアリーな飲茶の風景 [2012.7.7]
【文華廳 Man Wah / 香港文華東方酒店@中環】

マンダリンオリエンタル香港25Fの文華廳(マンワー)と言えば、かつては香港でも1・2を争う名店だった。

…らしい。

最近は、あまり良い評判を聞かなかったのだが、新しく若いシェフが料理長になり、昨年くらいからopenriceの評判も随分と良いものが増えた。
2012ミシュランガイドでも、初めてお星さまが一つ付いた。

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イイかもしれない…。

勢いの出て来たレストランというのは、どんどんアゲアゲになっていくものだ。
期待に胸を膨らませ、取り敢えず飲茶で様子を見てみることにする。

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マンダリンオリエンタルらしい空間で、上質なサーヴィスに迎えられつつ、中国趣味たっぷりのテーブルに着く。

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25Fとはいえ、眺めは絶景!とは言い難いが、ビル好きにはなかなかにそそられるものがあるらしい…。

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何も言わなくても供される干貝の香り広がるXO醤。

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定番のおつまみ、キャラメリゼされた胡桃も一人づつ出てくるラグジュアリー加減。

この文華廳、ドレスコードにはちょっとうるさい。
予約確認メールには、破れたジーンズ禁止とか、サンダル禁止とか、男性の短パン禁止とか、Tシャツ禁止とか、かなり細かくスマートカジュアルにふさわしくない服装について記述されている。

レストランとしてラグジュアリー路線でいくので、ゲストの皆さんもそこんとこヨロシク!なカンジ。

しかし、まぁ、女性の場合はそれほどギチギチ考えなくても、お昼だったら街を歩く時のちょっとこじゃれた格好くらい、なカンジでOK。
…と、思われる。

料理を聞きに来たマネージャーっぽいおじさんに聞いてみる。

「黄油蟹はありますか?」

「ありません。ご予約のみになります。」

黄油蟹。
《世界一美味しい蟹》の称号を持つ、暑い時分の香港の風物詩。
文華廳で味わってみたい方は、ぜひご予約を。

そして、取り敢えず叉焼。

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香港へ行ったならば、テリテリの焼味は必食。
街のテリテリ屋さんでも味わえるが、ラグジュアリーなレストランでいただくラグジュアリーなたかが叉焼、されど叉焼は格別!

…のはずなのだが。。。

確かに見かけは格別だった。
しかし、肉質がよろしくなかった。
肉全体がスジスジした咀嚼感。

硬くて噛みきれないとかそういうモノではないのだが、滑らかな肉質の絶品叉焼を期待して食べると、かなりあら?

気を取り直して!

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海老餃子。
ちょっとラードがくどい気がする…。

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潮洲粉果。
ワタシは、この米粉の皮でちょっとクセのある餡を包む粉果が大好物なのだが、ココのはちょっと好みと外れる気がする…。

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小籠包。
これは素直に美味しい、と思えた一品。
なにせ、小龍包といえば、ライバルは鼎○豊とか南○とか、そういう大手チェーンになることが多いわけだが、そういうトコロと比べてみると、上質な素材で丁寧に作られているのがよく分かる。

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黒胡椒風味の牛肉パイ。
これはお店から強力プッシュがあって注文した一品。

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この何層にも重なって開くパイ生地に、香港の点心の技術力を知るわけだが、牛肉の質ということまで言い始めると、そういうことになる。

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ちっちゃなちっちゃな鮑の載ったタロイモコロッケ。
これは元来1皿2個でメニューに載っているのだが、3人だったので3個で注文。
お店の方も心得たもので、3個にしますか?と声をかけてくれる。

トコブシよりも小さな鮑はかなりお醤油辛い。
下のタロイモコロッケと一緒に食べるといいカンジになるのかもしれないが、如何せん、お箸では斯様に食べるのはちと難しい…。

そういえば、東日本大震災以来、香港でも吉浜だの大間だのの鮑はうなぎ上りどころかあほちゃうぅぅぅ~shockなくらいの上がりよう。
ココでもこの円高で15頭40gでざっくり5万、25頭24gでもざっくり2万と、パリの三ツ星レストランのどの料理よりもお高いモノになっていたりする。

恐ろしや…。

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竹笙鼎湖上素。
ナンと訳すのがいいのか分からないが、カボチャ入りキヌガサ茸とキノコの炒め物。

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カボチャは蒸されてあるカンジ。
ちょっと水っぽくて甘味がなく、パリで食べたカボチャの味を思い出す。

キノコは香りが強くてキヌガサ茸もシャクシャク。
これはお精進カテゴリーになるので、動物系の旨み成分は入っていないのだが、さっぱり濃厚な味に仕上がっている。
ややオイリーだが、そう悪くはない。

と、いうことで、後はデザート。

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陳皮風味の蓮の実入りお汁粉。
これが、どうしてワタシはこのデザートをえらんだのだろう…weepというくらい、イマイチ。

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マンゴープリン。
「この歯に染み入る甘さは、マンゴーの甘さなの?」
思わずそう聞いてしまったデザート。
たしかにマンゴーも甘いのだが、それ以外の甘みもかなり強い目。

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楊枝甘露。
「この歯に染み入る甘さは、マンゴーの甘さなの?」
以下同文。

総じてココは、デザートが弱い気がする。

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サーヴィスのプティフール。
キンモクセイのゼリーが一番美味しかったかも。

この日、お茶は普洱茶を注文。
お茶的には満足。
かなり頻繁に注ぎ足してくれて、サーヴィスも至れり尽くせりなカンジ。

雰囲気重視の向きには好まれるかもしれない。
しかし、料理的にはそれなりの水準ではあるとは思うものの、どうしてもココへ行かなければならないナニか、というものは感じられなかった。

やはり、それを食べるためなら香港まで行っていい!と思わせる料理には、そう易々とは出会えないものであるらしい…。

ちなみに、ワタシがそれを食べるために香港へ行ってもいい!というか、行くべき!と思っているのは、欣圖軒のフカヒレスープ、一品齋(休業中)のお汁粉、なにもかもひっくるめての福臨門九龍店。


マンダリンオリエンタル香港 マンワー
http://www.mandarinoriental.com.hk/hongkong/dining/restaurants/man_wah/



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